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中部6県29人名乗り 維新、みんな なお模索

 七月四日公示、二十一日投開票が濃厚な参院選。中部六県の選挙区には、改選される九議席に二十九人が立候補を表明している。選挙協力を解消した日本維新の会、みんなの党はなお出馬を模索する。二十九人は二〇一〇年参院選と同数、〇七年は二十五人だった。

 愛知(改選数三)では八人が出馬を決めた。自民、民主は一人ずつに絞り、第三極は乱立する。

 民主は三期目を目指す元厚生労働副大臣の現職大塚耕平さん(53)の議席死守を図る。自民は県議の新人酒井庸行(やすゆき)さん(61)を擁立する。

 第三極の争いはし烈だ。みんなの党は一〇年参院選にも出馬した新人の医師薬師寺道代さん(49)を、減税日本は新人の弁護士宇田幸生(こうせい)さん(40)をたてる。前回民主で初当選したみどりの風の谷岡郁子さん(59)は比例に回り、党国対委員長の現職平山誠さん(61)が比例代表から転ずる。維新は擁立を急ぐ。

 共産は党県常任委員の新人本村伸子さん(40)、社民は県連幹事長の新人伊藤善規さん(64)、幸福実現党員の新人中根裕美さん(38)も出馬する。

 三重(一)は、四選を目指す民主現職の高橋千秋さん(56)に新人が挑む構図。

 民主は〇〇年の参院補選以来、勝利が続く。追い風が吹く自民は、元三井住友銀行員の新人吉川有美(ゆうみ)さん(39)をたてる。

 共産は、新人中川民英さん(45)を擁立。維新の新人深尾浩紹(ひろつぐ)さん(50)は桑名市出身の専門職大学院教授で、現時点では、東海三県で唯一の候補。幸福実現党員の新人小川俊介さん(41)も立候補する。

 岐阜(一)は「一票の格差」是正に伴い今回から一人区に。前回自民で当選した維新の藤井孝男さん(70)が衆院に転じ、民主現職の平田健二さん(69)は引退を表明。新人同士の争いとなる。

 自民は、党副総裁を務めた故大野伴睦氏の孫で県議の大野泰正さん(54)を擁立。民主は複数の前衆院議員らに出馬を要請したが、難航している。

 共産から党県常任委員の鈴木正典さん(49)が、幸福実現党県政調会長の加納有輝彦さん(52)も出馬を表明。

 直近の五回連続自民、民主が議席を分け合う長野(二)。民主は四選を目指す元国交相の現職羽田雄一郎さん(45)、自民は党県連会長の現職吉田博美さん(63)が立つ。

 共産は党県若者雇用対策室長の新人唐沢千晶さん(42)を擁立。フリーライターの無所属新人神津ゆかりさん(46)は社民県連が支援。幸福実現党員の新人味岡淳二さん(54)も出馬する。

 みんなと維新は候補者が決まらない。

 福井(一)は、現職の自民松村龍二さん(75)が引退を表明。いずれも新人の元県議藤野利和さん(61)=民主=と元財務省広報室長滝波宏文さん(41)=自民=、元三国町議の山田和雄さん(45)=共産=、幸福実現党員の白川康之さん(56)が立候補を予定する。

 滋賀(一)は民主現職の拉致特別委員長徳永久志さん(49)に自民新人の学習塾経営二之湯武史さん(36)、共産新人で元中学教諭坪田五久男さん(54)、幸福実現党員の新人荒川雅司さん(38)が挑む。

 維新も候補者の人選を進めるが、厳しい。