全国

おおさか維新、独自色で躍進

2016年7月11日

おおさか維新の会の開票センターで記者会見する松井代表=10日午後9時51分、大阪市北区で

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 おおさか維新の会は大阪や兵庫で計三議席を獲得したほか、比例代表で四議席を確保し、改選二議席を上回る躍進となった。参院で議案を単独提出できる十一議席に向け、非改選五議席に加えた目標の「六議席以上」を達成。松井一郎代表は「改革を全国に広げ、税金の使い方を見直す一歩としたい」と述べた。

 第三極としての立場を前面に打ち出し、安倍政権に是々非々で臨む姿勢を訴えたのが奏功した。

 松井氏は大阪市内で記者会見し、関西で三議席を獲得したことを評価した上で「全国的にはまだまだ大阪の改革は認知されていない。野党としては力不足を感じる」と振り返った。橋下徹前大阪市長が一線を退いたことには「カリスマ的影響力の大きさを感じた」と説明。おおさか維新の会という党名に関しても「変更もあり得る。国会議員だけでなく、地方議員とも話したい。これ以上、名前にこだわると大阪だけが大事だと思われる」と指摘した。

 松井氏は大阪府や大阪市で徹底した行政改革の実績を強調したほか、教育無償化や憲法裁判所を設置するための改憲を主張し、独自色をアピール。民進、共産両党などの野党四党の共闘には「野合」批判を繰り広げ、一貫して距離を置いた。

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