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注目の数字は「78」「74」「61」「57」

2016年7月10日

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 十日に投開票となる参院選では、四つの獲得議席数がポイントになる。

 一つ目は「七十八」だ。自民、公明の与党と改憲に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の「改憲四党」が七十八議席を獲得すれば、非改選を合わせ参院定数の三分の二(百六十二議席)以上を確保し、改憲発議が可能な数字となる。衆院は自民、公明の与党だけで既に三分の二を占める。

 二つ目は「七十四」。改憲に前向きなのは改憲四党だけではない。非改選の無所属・諸派の議員のうち四人が「改憲勢力」に位置づけられる。この四人を加えれば、三分の二に達するために改憲四党が獲得しなければならない議席数は七十四に下がる。

 三つ目は「六十一」だ。安倍晋三首相は消費税増税の再延期を表明した際、「国民の信を問う」として、自民、公明の与党で改選過半数の六十一議席の獲得を勝敗ラインに掲げた。与党がこの議席を獲得すれば、首相の続投が決まる。割り込むようなら、責任問題が浮上する可能性がある。

 四つ目は「五十七」だ。自民党が五十七議席とれば、非改選と合わせて自民党単独で過半数の百二十二議席に達する。一九八九年の参院選大敗で失った衆参両院での単独過半数を回復する。

 自民は連立を組む公明党の協力がなくても、単独で法案を成立させられるようになり、国会での「自民一強」がさらに進む。 (城島建治)

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