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岡田氏、地元で反撃 「首相の三重入りは露骨すぎ」

2016年7月2日

 民進党の岡田克也代表=衆院三重3区=が一日、参院選三重選挙区(改選数一)の民進現職候補の応援で地元入りした。前日に安倍晋三首相(自民党総裁)が岡田氏の地盤で選挙運動を展開したことなどについて「露骨すぎる。この選挙は県民の良識と安倍政権の戦いだ」と反撃した。

 岡田氏は三重で議席を失った場合、次期代表選に出馬しない意向を示している。自民新人陣営は安倍首相や閣僚らを連日、応援弁士に招き、舌戦を展開。首相は六月三十日、民進候補の出身校の皇学館大(伊勢市)を訪れて学生と昼食。四日市市では、公務をキャンセルした鈴木英敬三重県知事と共に、岡田氏が卒業した中学校区の商店街を練り歩いて支持を訴えた。

 岡田氏は津市内での街宣後、記者らに安倍首相の振る舞いを「(集票を狙うと言うより)嫌み。民進候補への嫌がらせ。感覚が分からない」と攻撃。中学時代の同級生などから首相への怒りを伝えるメールが届いたことも明かし「県民の意識からすると異常だ」と述べた。

 自民支持を表明した鈴木知事に対しても、県議会最大会派で民進系の「新政みえ」との友好関係を自ら壊したと指摘し「県民のことを考えるなら、議会の円滑な運営こそが必要。県民のためとか、県のためとか言うことも許されない」と糾弾した。

 安倍首相は一日午後から愛媛県へ、菅義偉官房長官も同日、三重入りするなど、二人が連日、選挙戦で全国を回っていることにも触れ「今までの内閣では、首相と官房長官どちらかは必ず東京にいた。いざという時に国民の命を守る態勢ができているのか」と疑問を呈した。

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