全国

<各党に聞く>お維新・松井一郎代表

2016年6月30日

◆「教育無償化」改憲で

 −アベノミクスをどう評価しているのか。

 「三本目の矢の規制改革(成長戦略)は、自民党内の抵抗で矢を放てていない。新しい仕事をつくるには、大胆な規制緩和が必要だ。規制で守られている業界が競争することで、力をつけていける。例えば民泊には連続七日以上との規制があって、業者が進出しにくい」

 −おおさか維新は改憲勢力なのか。

 「今の時代に合う憲法を作ろうとは思っている。改憲発議を目指すのは『教育無償化』『統治機構改革』『憲法裁判所の設置』の三本。二六条の『義務教育の無償化』は、幼児教育から大学まで無償に変える。九条は時期尚早だ」

 −大災害やテロなどに備える緊急事態条項は必要か。

 「憲法はあくまで権力を縛るものだ。たとえ緊急事態であっても、個人の財産を憲法で制約することはおかしい。憲法で規定しなくても、法律で対応すればいいと考えている」

 −安全保障関連法への姿勢は。

 「廃止しない。もっと限定的、抑制的になるよう改正すべきだ。日本を守るために活動している同盟国が攻撃された場合、日本が攻撃されたと見なして戦うのは当然だ。今の法律は範囲が広がりすぎている」

 −原発を「フェードアウト」する道筋は。

 「厳しい規制基準を作れば、クリアするために設備投資などでコストがかさむ。結果的に電力会社にとって原発は安い電力ではなくなり、市場原理で原発は淘汰(とうた)されていく。そもそも現在、電気は余っている」(山口哲人)

主な政党の公約

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