全国

<各党に聞く>共産・志位和夫委員長

2016年6月29日

◆「安倍改憲」阻止する

 −参院選の争点は。

 「『安倍暴走政治』の全体を問う選挙だ。安全保障法制と憲法改定、アベノミクス、TPP(環太平洋連携協定)、原発、そして沖縄の米軍基地。どの問題も国民の民意に背く暴走だ。共産党の躍進でノーの審判を下し、チェンジの意志を示したい」

 −安保法制と改憲はどう訴えていくのか。

 「安保法制は、日本に対する武力攻撃がないのに同盟国が攻撃されたら一緒に戦争するものだ。無法な戦争に若者を駆り立てる。憲法違反の『戦争法』は廃止する。自民党の改憲草案は憲法九条二項を削除し、(国防軍の保持などを明記して)海外での武力行使を無条件で可能にする。『安倍改憲』にはストップをかける」

 −経済政策の主張は。

 「アベノミクスをやめ、格差をただし、税金の集め方と使い方、働き方のチェンジを訴える。経済政策の軸足を、財界応援から暮らし応援に切り替えたい」

 −どう切り替えるのか。

 「最低賃金を今すぐ時給千円に引き上げ、千五百円を目指す。引き上げは草の根から経済の好循環をつくる決定打になる。中小企業の七割は赤字。法人税減免では支援にならないので社会保険料を減免する」

 −基本政策が違う野党同士の共闘には批判もある。

 「野党共闘は市民の後押しでできた。政策上の違いがあることは百も承知で、安保法制廃止と立憲主義を取り戻すため、一致してやってほしいという声に応えた動きなので、理解は得られるのではないか」(横山大輔)

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