全国

<各党に聞く> 民進・岡田克也代表

2016年6月26日

◆憲法と平和主義守る

 −参院選の争点は。

 「分配と成長の両立について国民に問いたい。安倍晋三首相も最近『成長と分配の好循環』と言うが、経済界の会合では『経済最優先』と使い分けている。われわれは分配、つまり中間層や苦しい状況にある人たちの所得を増やすことで経済成長につなげる」

 「もう一つは憲法と平和主義を守るということ。首相は、憲法の平和主義は侵略戦争をしないことだと言ったが、海外での武力行使は慎重にというのが従来の政府の考え方。重大な憲法解釈の変更をしている」

 −首相は遊説などでは憲法にほとんど触れない。

 「明確な争点隠しだ。(衆参両院で改憲勢力が)三分の二を取れば当然改憲に手をかけることになる」

 −勝敗ラインは改憲勢力三分の二の阻止か。

 「選挙で勝った負けたということが、私にはよく分からない。少しでも議席を積み上げることが国民にプラスだと判断している」

 −消費税率10%への引き上げ二年延期も公約した。

 「今の経済状況ではやむを得ない。二〇一九年秋まで(二年半)延ばすと、二〇年度に基礎的財政収支を黒字化する政府目標の達成は無理だ」

 −増税延期で足りなくなる社会保障充実策の財源に赤字国債を充てるのか。

 「私が(五月十八日の)党首討論で言ったのは、すでに約束されている社会保障の充実策のことだ。例えば低年金者への年六万円給付はしっかり手当てすべきだ。行政改革でできる財源は基礎的財政収支の黒字化のために使う前提になっている。追加的な行革や資産売却で財源が出てくればいいが、出てこない時は赤字国債を使ってでもやるしかないと正直に言った」

 −公約には入ってない。

 「赤字国債は毎年三十兆円近く発行している。(引き上げ延期による)上積みだけを議論するのはフェアではない」

 (宮尾幹成)

主な政党の公約

新聞購読のご案内