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「1人区」が勝敗左右 与党対野党共闘

2016年6月23日

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 参院選で大きな焦点となるのが、一人区の勝敗だ。複数区は与野党が議席を分け合うことが多いが、一人区はわずかな票差でも当落が分かれ、全体の勝敗を左右する。今回は民進、共産、社民、生活の野党四党が、三十二ある全一人区で統一候補を擁立。結果は今後の国会や選挙での野党協力を占う材料にもなる。

 一九九九年の自公連立以降五回の参院選を振り返ると、一人区の重要性は明らかだ。二〇〇一年、一三年の参院選では、自民党は一人区で二敗しただけ。連立与党の全獲得議席数は、〇一年が八〇、一三年が七六。両年とも非自公勢力の獲得議席数に三十以上の差をつけた。

 民主党政権下で行われた一〇年参院選でも、自民党は二十九の一人区で二十一勝した。野党だった自公両党にとって反転攻勢の足がかりとなった。

 逆に第一次安倍政権当時の〇七年参院選では、自民党は二十九の一人区で二十三敗。公明党や自民系無所属を合わせた全獲得議席数は四七にとどまり、非自公の全獲得議席を三十近く下回った。非改選議席を合わせても参院の過半数に届かず、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」になった。

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