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4党「78」で改憲発議可能 自民「57」で単独過半数

2016年6月22日

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 参院選は、自民党などの改憲勢力が改憲発議の要件となる3分の2以上の議席を確保するかが焦点。同時に自民党が参院で単独過半数を得るかどうかも大きな注目点だ。

 安倍晋三首相は自民、公明両党の与党と、改憲に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を軸に発議を目指す。4党で非改選も含め3分の2以上(162議席)を確保するには、参院選で計78議席が必要。改憲派の無所属議員を加えればハードルは下がるが、公明党は早急な改憲に慎重で、3分の2を確保してもすぐに改憲へ進むとは限らない。

 自民党が今回57議席をとれば、非改選を合わせ単独過半数(122議席)に到達。1989年参院選での大敗以来、27年ぶりに1党で衆参両院の過半数を回復する。この場合、政権内で「自民一強」が進み公明党の存在感は低下。自民党が政策課題ごとに他党と共闘を探る展開が予想される。改憲勢力が78議席をとれなくても、改憲に向けた多数派工作が進むこともあり得る。

 首相は、与党で改選121議席の過半数(61議席)獲得を勝敗ラインに掲げる。また、与党の獲得議席が46以上なら、非改選と合わせて与党が参院で過半数を維持できる。

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