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全1人区で自民VS野党共闘 32カ所、激戦必至

2016年6月22日

 今回の参院選では、三十二ある全ての改選一人区で民進、共産、社民、生活の四野党が候補一本化に合意した。自民党候補と野党統一候補による事実上の直接対決となる。選挙全体の勝敗を左右するだけに、与野党とも一人区に重点を置いて選挙戦を展開する構えだ。

 二〇一三年参院選は三十一の一人区で自民党が二十九勝二敗と圧勝した。今回は野党支持層の票が集約され、激戦となる選挙区が増える見通しだ。統一候補の内訳は民進党十五人、共産党一人、無所属十六人。奈良選挙区は野党統一候補に加え、共闘に参加しないおおさか維新の会が候補を擁立した。

 改選数二以上の複数区では野党候補が競合し、選挙協力は行わずにそれぞれが党勢拡大を図る。与党側も改選数三以上の七選挙区で公明党が候補を擁立し、自民党候補と競い合う。

 選挙区定数の「十増十減」が実施され、改選二人区は十選挙区から四に減った。自民党候補に対し複数の野党候補がぶつかる構図。京都では一三年参院選で議席を得た共産党が自民、民進両党の現職に対抗する。

 改選三人区では、北海道、千葉で自民、民進両党がそれぞれ二人ずつ公認。二議席確保を目指す。

 改選四人区の神奈川選挙区は自公候補に加え、自民党推薦の無所属候補が立候補し、与党で三議席を狙う。大阪選挙区では、おおさか維新の会が新人二人を擁立した。

 改選数が前回の五から六に増えた東京選挙区では自民、民進両党がそれぞれ二議席確保を狙う。公明党一人に加え、民進党以外の野党五党も候補を擁立した。

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