全国

各党党首の第一声

2016年6月22日

◆自民 安倍晋三総裁 アベノミクスを前へ

 今回の選挙の最大のテーマは経済政策だ。野党は「アベノミクスは失敗した」と批判ばかりしているが、本当にそうか。三年間で雇用を百十万人増やし、有効求人倍率は二十四年ぶりの高い水準だ。今世紀に入って、三年連続で最高水準の賃上げが続いている。アベノミクスは道半ばだ。いま止めてしまえば、四年前の暗く停滞した時代に逆戻りする。やるべきことは今の政策を力強く前に進めていくことだ。 (熊本市で)

◆民進 岡田克也代表 分配と成長、両立する

 まず三分の二を許さない。参院の議席確保を許せば、必ず憲法を、九条を変えてくる。平和主義を首相が勝手に変えていいのか。アベノミクスは限界にぶち当たっている。非正規労働者が四割を超え、子どもの六人に一人が貧困。そんな先進国はない。政治を変える。分配と成長を両立させるのが本当の経済政策だ。与党が改選議席の過半数を目指すというなら、それを打ち砕くのが目標だ。 (山梨・JR甲府駅前で)

◆公明 山口那津男代表 安定政権、着実に結果

 三年前の参院選で、衆参のねじれを解消し、政治を安定させたことで、着実に結果を出してきた。雇用は確実に改善された。働く場所ができて、みんなで賃金をもらえるようになってきた。経済再生・デフレ脱却の結果が出ている。これまでの取り組みを生かし、社会保障を充実させる。経済成長の成果を分配するのが、これからの公明党が進める日本の道だ。皆さんの力を貸してほしい。 (埼玉・JR大宮駅前で)

◆共産 志位和夫委員長 安倍暴走政治にノー

 日本の命運がかかった歴史的な選挙だ。野党は憲法違反の安保法制の廃止、立憲主義を取り戻すという大義で結束している。安倍政権による九条改憲は許さない。「安倍暴走政治」にノーの審判を示そう。アベノミクスは三年半で失敗がはっきりした。共産党は格差をただす。消費税増税は先送り実施でなく、きっぱり断念すべきだ。経済政策を財界応援から、くらし応援に切り替える。 (東京・JR新宿駅前で)

◆おおさか維新 松井一郎代表 政治とカネ、法見直す

 今回の参院選のキーワードは一つ。「せこい」だ。ぼくも橋下徹(前大阪市長)もせこかった。みんなから預かった税金を使う時、鉛筆一本、紙一枚を無駄にしなかった。大阪でやっている徹底した無駄の削減を全国でやれば、消費税を増税する必要はない。政治とカネの問題が浮上しており、政治資金規正法を見直したい。国会に法律を出すため、あと六人の仲間をつくってもらいたい。 (大阪・難波で)

◆社民 吉田忠智党首 平和憲法生かす国に

 安倍政治の対極にあるのが社民党の政策だ。平和憲法を生かし、戦争をしない国を実現する。アベノミクスにより破壊された国民生活を立て直す。格差を是正し、最低賃金を引き上げ、同じ職種の同一賃金を進めたい。不公平税制の是正、年金、介護、医療、子育て支援も充実させる。高校、大学を卒業しても正社員になれる人は50%もおらず、改善しなければならない。脱原発社会を実現する。 (東京・JR新宿駅前で)

◆生活 山本太郎共同代表 生活苦は政治の責任

 安倍政権が始まって三年余り、この国に生きる0・1%の人しか光が当たっていない。内部留保をため込んでいる企業が悪いのではない。取るべき税金を取らない政府のやり方がみなさんの首を絞めている。生活が苦しいのはあなたの責任ではない。今の政治、社会構造にある。これを変えるにはどうしたらいいのか。長いものに巻かれず、あなたのために汗をかく候補者を選んでほしい。 (東京・JR新宿駅前で)

◆日本のこころ 中山恭子代表 自主憲法、議論進める

 日本人が長い年月をかけて培ってきた日本の心を、政治の場に取り込みたい。みんなで助け合う、信頼し合う社会にしたい。自主憲法草案の概要をお知らせした。憲法にはその国の伝統や心が入っていなければいけない。みんなで大いに議論を進めていきたい。昨年の早い段階から、消費税率引き上げは凍結すべきだと主張してきた。みんなが払うものだから、所得が増えてからでいい。 (東京・銀座で)

◆改革 荒井広幸代表 原発の再稼働は不要

 脱原発に大転換し、景気を良くして、アベノミクスを成功させなければいけない。格差をなくし、家庭にハンドルを切らないと問題は解決しない。そのためにどうするか。水素燃料電池の技術開発を進め、量産効果で価格を下げて家庭のお風呂に広げる。みんなが参加すれば、原発再稼働は不要になる。光熱費も削減されるので、所得が増えたのと同じ。これが家庭ノミクスだ。 (東京・JR新橋駅前で)

◆減税 河村たかし代表 質素な政治で減税を

 政治をやる者は質素に謙虚に、納税者を大事にせにゃならん。それだけで日本の国は十分ようなる。増税を前提としたアベノミクスはその点が分かっていない。市長の給料を安くして、議員も給料を下げて、公務員もちょっと辛抱する。そうすれば減税も待機児童対策も、子どもの貧困対策もできる。それをやっているのは、おおさか維新の「身を切る改革」と、減税日本の「市民並み給与」だ。 (名古屋市天白区で)

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