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参院選への逆風懸念 舛添氏問題で与党幹部ら

2016年6月14日

 東京都の舛添要一知事の政治資金流用問題を巡り、与党幹部から十三日、参院選への逆風となることを懸念する声が相次いだ。野党は「直ちに辞任すべきだ」(岡田克也民進党代表)と舛添氏を厳しく批判し、知事選で支援した安倍政権側への攻勢も強めた。舛添氏問題が参院選の論戦に影響するのは必至だ。

 自民党の谷垣禎一幹事長は、参院選東京選挙区の立候補予定者の総決起集会で舛添氏問題を踏まえ「ちょっと今、東京ではわれわれも苦労している」と述べた。

 岡田氏は「安倍晋三首相と山口那津男公明党代表の責任は重い」として自民、公明両党の責任を問う考えを示した。東京都内で記者団の質問に答えた。

 菅義偉官房長官は記者会見で、都議会共産党が提出を決めた不信任決議案への自民党対応について「都議会の中で判断するだろう」と述べるにとどめた。

 自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は谷垣氏と同じ総決起集会で「悪い風が吹いている」と語った。平沢勝栄衆院議員(東京17区)は「あの人は『舛添』ではなく『巻き添え』だ」と皮肉った。

 公明党幹部は「参院選への影響は避けられない。早く辞めてくれればいいが、どうなるか分からない」と指摘した。同党の山本香苗参院政審会長は記者団に「辞めるのは当然だ。辞職しないなら不信任案を出すことを考えていいのではないか」と述べた。

 共産党の小池晃書記局長も会見で舛添氏の辞職を要求。「首相と山口氏は知事選で舛添氏と一緒に演説に立った。『製造者責任』は明確だ」と批判した。

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