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増税再延期巡り与野党幹部論戦 NHK番組

2016年6月6日

 与野党幹部は五日のNHK番組で、七月の参院選に向けた論戦を繰り広げた。与党は、来年四月の消費税増税を二年半再延期する安倍晋三首相の方針への支持を表明。野党は増税可能な環境をつくれなかったとしてアベノミクスを批判し、首相の退陣を求めた。

 自民党の鶴保庸介参院政審会長は、再延期に関し「苦渋の決断だが、景気対策の意味で、現時点で増税見送りが妥当だとの判断を支持したい。参院選でその信を問うことに尽きる」と述べた。

 公明党の西田実仁参院幹事長は「経済全体は良くなっているが、まだ家計での実感がない。中低所得の人々に良くなったと実感してもらえる施策を進める」とした。

 民進党の小川敏夫参院幹事長は「首相はアベノミクスの失敗を認め、責任を取るのが先だ」と主張。赤字国債で社会保障充実の財源を賄う同党方針に触れ「何が何でも赤字国債で補うのではない。財政の上振れがあれば使う」とも述べた。

 共産党の市田忠義副委員長は「再延期で社会保障をカットするのは論外だ」と指摘。おおさか維新の会の片山虎之助共同代表は「社会保障と税の一体改革は当時の民主、自民、公明の三党でつくった。三党は破綻を反省すべきだ」と語った。

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