全国

22日公示、7月10日投開票 参院選日程が確定

2016年6月3日

 政府は二日の閣議で、参院選日程を「二十二日公示−七月十日投開票」と決めた。近年は参院選を投票日の十七日前に公示してきたが、六月二十三日は沖縄で組織的戦闘が終わった「慰霊の日」に重なるため、県民感情に配慮して一日前倒しした。各党党首らが勝利への決意を語るなど、公示を前に事実上の選挙戦が始まった。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は経団連の定時総会で「参院選に勝ち抜かなければならない。内閣一丸で全力を尽くす」と強調。消費税増税の再延期を巡り「この秋、総合的かつ大胆な経済対策を講じる。構造改革を断行し、成長を生む民間投資を喚起する」と訴えた。

 公明党の山口那津男代表は党会合で、選挙区に擁立した七候補全員の当選、比例代表六議席以上の計十三議席以上の獲得が「国民の信任を得ることになる」と目標を示した。前回二〇一三年参院選は十一議席。

 民進党の岡田克也代表は連合の総決起集会で「首相は『アベノミクスのエンジンを吹かす』と言うが、ガタがきているのに吹かしたら空中分裂する」と政策の転換を要求。対案として「成長と分配の両立」を公約の重点項目に掲げると記者団に明らかにした。

 共産党の志位和夫委員長は「安倍首相は一三年参院選と一四年衆院選をアベノミクス一本で戦い、選挙が終わると憲法破壊の政治を行った。三度目は通用しない」と都内で記者団に述べた。社民党の吉田忠智党首は党会合で「憲法と国民の生活再建が問われる戦いだ」と改憲阻止を掲げた。

主な政党の公約

新聞購読のご案内