全国

滋賀・日野町か、長野・売木村か 全国初の18歳選挙

2016年5月30日

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 改正公選法施行(六月十九日)により今夏の参院選から選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられるが、参院選より一足早く、全国初の「十八歳選挙」が、長野県売木(うるぎ)村や滋賀県日野町の地方選で実施される可能性が浮上している。参院選公示後に告示され、投開票日が参院選より早い日程の地方選も対象となるためだ。

 参院の改選議員の任期満了は七月二十五日。投開票日は、投票率の下がる夏休み期間や連休を避ける形で七月十日が有力視されている。選挙期間は少なくとも十七日間と定められており、通常なら公示日は六月二十三日となる。しかしこの日は沖縄戦の戦没者を追悼する「慰霊の日」に当たるため、政府は公示日の前倒しを検討している。

 前倒しする場合、参院選を改正公選法の対象にするためには公示日は二十〜二十二日が有力。二十日か二十一日に公示された場合、全国初の十八歳選挙は二十一日に告示される売木村長・村議選と北海道厚真(あつま)町長選(いずれも二十六日投開票)となる。

 二十二日か二十三日の公示なら、いずれも七月三日投開票の日野町長選(六月二十八日告示)と福岡県うきは市長選(同二十六日告示)となる。

 売木村は中央アルプス南端地域にあり、人口は五百八十人余。村選管によると、参院選で新たに有権者となる十八、十九歳は十一人の見通し。転出から一定期間は旧住所で投票できる参院選と異なり、村長・村議選は選挙時に住民票があることが条件のため、四月に進学などで既に転出した人もいて、対象者はさらに減るとみられる。選管担当者は「保護者に電話をして投票できることを知らせる」と説明する。

 鈴鹿山脈西麓にある日野町の人口は約二万二千人で十八、十九歳の有権者は四百人程度とみられる。町選管担当者は「参院選前に町長選もあることをしっかり伝えたい」と話している。

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