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参院選の7選挙区で統一候補 野党一本化加速へ

2016年3月26日

 民主、共産、維新、社民、生活の野党五党の幹事長・書記局長は二十五日、夏の参院選に向けた「五野党連携協議会」を国会内で開き、三十二ある改選一人区のうち七選挙区で候補者を一本化できたことを確認した。共通政策をめぐり、消費税率10%への引き上げを凍結する法案を共同提出する提案が出たが、民主の枝野幸男幹事長は慎重な姿勢を示した。

 一本化が決まった候補者は、民主公認の田名部匡代(青森)、桜井充(宮城)、杉尾秀哉(長野)、無所属の大西聡(徳島・高知)、読谷山洋司(宮崎)、阿部広美(熊本)、伊波洋一(沖縄)の各氏。残る一人区でも一本化に向けた作業を加速させる。

 消費増税凍結法案は、維新の松野頼久代表が二十三日の記者会見で国会提出を提案。協議会では、これを受けて共産、社民、生活三党が五党での共同提出を呼び掛けた。今の経済状況で増税すべきではないとの認識は各党で一致したが、共同提出については枝野氏が「それぞれの主張をそれぞれの党ですることでいい」と否定的な考えを示した。

 次期衆院選小選挙区での候補者調整は「国政選挙でできる限りの協力をする」とした五党党首による合意を踏まえ、共産など三党が協議入りを求めた。これに対し枝野氏は「難しいが、乗り越える知恵がないか努力してみたい」と述べるにとどめた。

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