長野

杉尾さん、若林さん横一線 本社世論調査 終盤情勢

2016年7月6日

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 中日新聞社は参院選長野選挙区(改選数一)の有権者を対象に世論調査を実施し、選挙終盤の情勢をまとめた。民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=と自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=が横一線で争っているが、投票先を決めていない有権者が二割を超えており、情勢は流動的だ。

 杉尾さんは民進支持層の八割以上を押さえ、共産、社民支持層の八割以上から支持を受ける。支持なし層では四割弱に浸透。公務員・団体職員、主婦や退職した高齢者層から支持を受け、四十代と六十代以上から四割を超える支持を集める。

 若林さんは自民支持層の八割以上、公明支持層の八割弱を固めた。支持なし層では約二割に浸透する。年代別は二十〜三十代で四割以上から支持された。農林業の五割強、会社員や派遣社員の四割強に支持されている。

 ほかに立候補している諸派新人で幸福実現党役員の及川幸久さん(56)は厳しい戦い。

 参院選への関心を尋ねると、「大いに関心がある」が29・6%だった。三年前の前回選に比べ6・8ポイント増えており、関心の高まりをうかがわせる。「ある程度関心がある」は46%(5・3ポイント減)。「あまり関心がない」が21・1%(0・7ポイント増)、「まったく関心がない」は2・4%(2・2ポイント減)。

 調査は二〜四日、コンピューターで電話番号を無作為に抽出して実施。対象になった千三百八十八件のうち六百人から回答を得た。回答率は43・2%。

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◆改憲の訴え 7割「参考にする」

 【改憲の訴え】

 憲法改正を巡る各政党や候補者の訴えを投票の参考にするかを尋ねたところ、七割以上の人が「参考にする」と答えた。

 「大いに参考にする」と答えたのは24・5%、「ある程度参考にする」と答えたのは47・6%だった。二十〜三十代で六割以上、四十代以上は七割以上が参考にすると答えている。

 支持政党別では、公明、共産支持層の九割以上、民進支持層の九割弱が投票の参考にすると回答。自民支持層では七割強が参考にすると答えた。支持なし層では七割弱だった。

 【比例代表の投票先】

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 比例代表の投票先は自民が34・3%で首位に立ち、民進が20・7%で追う。共産が8・8%、公明が5・4%、社民は1・7%で続く。

 自民、民進はいずれもそれぞれ支持層の八割以上を、公明は九割以上を固めた。共産は支持層の八割弱にとどまり、二割弱は民進に流れている。社民は約八割を固めた。自民、民進、共産はそれぞれ支持なし層の一割強に浸透している。

主な政党の公約

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