長野

最後の日曜も熱く 各地で支持訴え

2016年7月4日

 十日の参院選投開票日前の「最後の日曜日」となった三日、長野選挙区(改選数一)の候補者たちは有権者の支持を求めて県内各地を駆け回った。自民の稲田朋美と民進の山尾志桜里の両政調会長が、それぞれの党公認候補の応援に駆け付け、激戦区らしいラストサンデーとなった。

 民進新人の杉尾秀哉さん(58)は正午すぎ、JR長野駅前で山尾政調会長や推薦を受ける共産、社民の県議が応援に駆け付ける中、街頭演説した。

 杉尾さんは、安倍首相が先月二十六日に県内の遊説で野党共闘や「落下傘候補」の出馬を批判したことに「政権与党は政策論争がまともにできない。数の力に対抗するための共闘を野合と言われる筋合いはない」と反論。憲法改正の阻止や、弱者のための政治を訴えた。その後は夏祭りが開かれていた善光寺の門前を歩き、親子連れと握手して、子育て支援を求める声に耳を傾けていた。

 自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=は松本や岡谷、諏訪各市など十二カ所で街頭演説し、夜は茅野市で決起集会を開いた。

 演説では「私もいずれ長野の土になる。長野の将来に責任を持ちたいし、発展に尽くしたい。昨日、今日来た人に議席を譲るわけにはいかない」と訴え、県内出身を強調。安倍首相の経済政策「アベノミクス」の成果について「十分とは言えないが、税収は増えて雇用は改善した。有効求人倍率は全国で初めて一倍を超えた」と語り、相手候補を「アベノミクスに代わる政策を聞いた事がない」と批判した。

 長野選挙区にはほかに諸派新人の及川幸久さん(56)が立候補している。

 (参院選取材班)

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