長野

<妻が語る主な候補者の素顔> 杉尾秀哉さんの妻・美保さん(57)

2016年6月28日

 −秀哉さんが参院選に出馬すると聞いたときは驚きましたか

 昨年の今ごろ、最初に話を聞いたときは「選挙に出るなんてとんでもない」と話し、その後は話題にもしませんでした。しかし、夫は心を決めて準備を進めていて、いつの間にかもう引き返せない状態でした

 夫は二年前に父親や親しい友人を相次いで亡くしました。残りの人生を悔いのないように生き、元気なうちに人の役に立ちたいと考えるようになったのだと思います。娘二人も独立し、もう背負うものもないので、最後は「好きにしていいよ」と伝えました

−奥さまから見た秀哉さんの長所はどんなところですか

 元気のよさ、パワフルさは誰にも負けていない。表裏がなくて、まっすぐな人間です。変に小細工ができない性格は政治家向きなのか分かりませんが、信頼には応えてくれると思います。普段は新聞を何紙も読み、自宅の床が抜けそうなほど本を買ってきたり、広い分野にアンテナを張って勉強熱心ですね

 −家庭ではどんなパパですか

 大学時代に知り合って、一九八三年に結婚しました。八四年に長女が生まれた後、だんだんと料理をするようになって、今は家にいるときはほとんど自分で作ってくれます。オムライスは私より上手でフワフワ、トロトロですよ。最近は正月のおせちも作るようになりました。娘たちにとっては、「母の味」よりも「父の味」が思い出に残っているかもしれませんね

 記者やニュースキャスターで忙しくても、娘たちの学校行事に出てくれて、休みには、あちこち連れていってくれました。長女はシンガポールに、次女は東京にいますが、今も家族四人で無料通信アプリのLINE(ライン)で会話しています

 私と娘二人に、飼い犬も雌で、女の勢力が強い家ですが、男一人負けずに頑張っています。最近は娘たちの方が大人になって、逆に父親を変わらずわんぱくな男の子みたいに見ているのかもしれない

 −秀哉さんは愛犬家でも知られていますね

 とにかく犬が大好きで、家ではラブラドールレトリバーのエマ(一歳)にめろめろですよ。東京にいたころは、毎朝三十〜四十分の散歩が日課でした。選挙が終わるまでは、トレーナーに預けることになり、寂しがっています

 −選挙で暮らしは変わりましたか

 今までも忙しい仕事で、家にいなくても家族は慣れていましたが、夫が長野市に移り、これだけ長く離れて暮らしたのは初めてです。体を壊さないかと東京から心配していたので、六月中旬に私も長野に移ってほっとしています

 選挙が終わるまでは、夫は県内を飛び回っていて、同じマンションに住んでいても、なかなか一緒にいられないですね。勝手が分からず、多くの皆さんに支えられていますが、裏方に徹して私も頑張りたいです

     ◇

 七月十日投開票の参院選に立候補している主要候補者二人は、ともに妻と娘二人の四人家族。二人三脚で選挙に挑むそれぞれの妻に候補者の素顔を聞いた。

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