長野

主要2候補、若者対策は

2016年6月27日

 七月十日投開票の参院選は、選挙権年齢の引き下げにより県内の十八、十九歳の約四万千人が新有権者になった。激戦が予想される選挙で若者票を一票でも多く取り込もうと、各陣営はインターネット活用など知恵を絞っている。 (参院選取材班)

 民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=は公示前の十二日、安全保障関連法への反対運動をした学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーと長野市内であった集会で対談し、若者を重視した政策をアピールした。

 シールズとはネット戦略などを話し合う場も設けた。野党共闘で接戦に持ち込んだ四月の衆院北海道5区補選を参考に市民団体が中心になり、演説の動画を配信するなど、さまざまな層に訴えが伝わるよう工夫している。

 一方、候補者本人が公立や私立の高校で生徒と政治について語る会の開催も検討したが、課題が多く断念した。杉尾さんは「教育の現場に政治をどう持ち込むのかは、難しい」と残念がる。

 自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=の陣営は公示一カ月ほど前にホームページ(HP)を一新した。HPでは若林さんが毎朝更新するブログに加え、政策の紹介や安倍晋三首相との合同演説の様子などを伝えるミニ動画を増やした。

 陣営のウェブ担当四人は動画の素材を日々集めている。二十三日午後には、JR長野駅前に応援演説で駆け付けた小泉進次郎衆院議員や聴衆の様子を撮影した。

 活動の日程など予定も随時HPに掲載し、フェイスブックとも連携させ、若者を中心とした有権者に足を運んでもらおうと考えている。陣営関係者は「ホームページやSNSを通じ、政策をわかりやすく伝えることを重視している」と話す。

 長野選挙区には、このほか諸派で幸福実現党役員の及川幸久さん(56)が立候補している。

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