長野

暮らしに不満 提案、要望 若者たちに聞く

2016年6月26日

 七月十日投開票の参院選では、十八歳選挙権の導入で県内の十八、十九歳の若者約四万千人が有権者となった。若者たちは日々の生活でどんなことに不満を感じているのか。高校生や短大生、社会人の男女五人に「県内で暮らして困っていること」を尋ね、長野選挙区の立候補者へ期待することを聞いた。 (参院選取材班)

地方公務員 芝田好佑さん(18)=木曽町

短大1年  松原雪子さん(18)=阿智村

短大1年  宮沢玲衣さん(18)=大町市

高校3年  鎌倉朋也さん(18)=飯田市

短大2年  日高麻衣さん(19)=飯田市

 医師が不足する木曽地域に暮らす芝田さんは医療の充実を求めた。「少子高齢化が進む中、医療が手厚い地域には移住者も増えるのではないか」と提案した。松原さんも「医療費の自己負担額を減らすと主張している政党もあるが、健康保険が適用されない人間ドックを保険適用するなど予防医療に投資してほしい」と要望した。

 街づくりの在り方を根本的に見直してほしい、と求めるのは宮沢さん。コンビニまで車で十五分かかる山あいに住んでおり「地元にできる商業施設は食品や日用品、美容室など、どこにでもある店ばかり。個性的で若者からお年寄りが集える居場所がほしい」と話す。

 鎌倉さんは賃上げが重要と考えている。「アルバイトの時給がアップすれば若者が車を買いやすくなり、人が動くことで地域にお金が循環しやすくなる。賃上げすれば生活に余裕が生まれ、魅力的な街づくりに参加しようとする余力も生まれる」と効果を説明した。

 二〇二七年に開業するリニア中央新幹線の中間駅ができる飯田市は観光やビジネス目的による交流人口の拡大が期待される。地元の日高さんは「JR飯田線は本数が少なく、車が欠かせない」と現状の交通事情の改善を求め、「リニア開業を見据え、地域活性化のため大型施設の誘致をしてほしい」と語った。

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