長野

主な立候補者、いざ信州夏の陣

2016年6月23日

◆弱者のため政治変える 杉尾秀哉さん(58)民新

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 野党統一候補として決戦に臨むことになった。画期的な共闘が成立したのは、幅広い市民の皆さんが強い思いで後押ししてくれたおかげだ。安倍首相の誇示するアベノミクスの効果は県内に届いていない。首相は都合の良い経済指標を並べているだけだ。昨年は安保法制の国会審議で、数の力で押し切られた。日本の平和と民主主義が今、根底から覆されようとしている。

 安倍政治は強者のための政治だ。強い者をより強くし、富める者をより豊かにした。格差は広がり地方は置いてきぼりになった。私たちは政治を変え、弱い者のための政治をする。格差を縮小し、中・低所得者の生活を底上げする。長野県が元気になれば、日本も元気になる。私は信州から日本を変えたい。

 三十五年の報道生活で、さまざまな事件や災害の最前線から視聴者に伝えてきた。そのすべての経験と知識、私に残された人生の全てを懸け、信州と日本のために戦いたい。

(JR長野駅前で)

◆岡田代表の演説も

 民進新人の杉尾秀哉さん(58)はJR長野駅前のホテルで出陣式を開き「長野県のため、日本のために18日間訴え続けたい」と決意表明した後、長野駅前での第一声を終えると遊説に出発した。

 JR上田駅前での街頭演説には民進の岡田克也代表が加わり、「長野県から政治の新しい流れを起こそう」と呼び掛けた。連合の神津里季生会長も駆け付け「安倍首相の1強政治を打破しよう」と訴えた。

 その後は、松本市のJR松本駅前で再び岡田代表と街頭演説。下諏訪町、辰野町、伊那市などを巡って支持を呼び掛けた。

◆地方創生、次ステージへ 若林健太さん(52)自現

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 民進党から共産党まですべての野党が一つになり、統一候補で戦いを挑んでくる。「自公」対「民共」の事実上の一騎打ち。過去の得票実績を見ると大変厳しい戦いだが、相手候補の背中に手が届くところまできた。「安保反対」「安倍政治を許さない」といった標語だけが躍り、目指す国づくりも示さない野党連合に将来を預けるわけにはいかない。

 野党はアベノミクスは失敗だと主張するが、国内総生産を二十八兆円増やし、新たに百十万人の雇用を創出。有効求人倍率は四十七都道府県すべてで一倍を超えるまで改善した。一億総活躍社会、ローカルアベノミクス、地方創生などの政策を繰り出し、次のステージへ進んでいく。

 デフレ脱却の道筋を示している。責任ある政策があるのは自公政権。この道を前に進むのか、後退するのかが問われる選挙だ。日本経済の再生とともに、長野県の豊かさを実現するために何としても勝ち抜く。

(長野市のホテル国際21駐車場で)

◆岸田外相駆け付け

 自民現職の若林健太さん(52)は午前8時、長野市のホテルで出陣式を開き、「日本の経済再生とともに、長野県の豊かさの実現のため勝ち抜く」と訴えた。隣接する駐車場で第一声に臨んだ後、長野市の自宅近くで最初の街頭演説をした。

 終日、下村博文・党選対副委員長が随行。午後2時すぎのJR松本駅前の演説には岸田文雄外相も駆け付け、「外務省で一緒に汗をかき、東京五輪の誘致成功に尽力してくれた。将来ある若林を勝たせてほしい」と訴えた。塩尻、諏訪両市で支持を呼び掛け、夜は伊那と飯田両市の事務所で出陣式を開いた。

(上から届け出順)

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