長野

現職に新人2人挑む 参院選公示

2016年6月23日

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 二十二日公示された参院選で、長野選挙区(改選数一)は現職一人、新人二人の計三人が立候補した。一票の格差の是正で一つに減った議席を争い、安倍政権の経済政策アベノミクスや安全保障関連法などの是非を巡る十八日間の論戦がスタートした。投開票日は七月十日。

 立候補したのは、元TBSキャスターの民進新人の杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=、諸派新人の及川幸久さん(56)、自民現職の若林健太さん(52)=公明推薦=。

 補選を除けば一九五〇年の第二回参院選から一貫して改選数二だった同選挙区は初めて改選数一に。九八年から六回連続で自民と旧民主が議席を分け合った構図が一変した。

 世論を二分した安全保障関連法の廃止を目指して民進、共産、社民が候補者を杉尾さんに一本化し、自民、公明が推す若林さんとの事実上の一騎打ちになった。六人が立候補した前回選とは打って変わり、三十六年ぶりに立候補者が三人にとどまった。

 選挙権年齢を十八歳以上に引き下げた改正公選法に基づき、十八、十九歳に投票の呼び掛けなどの選挙活動が解禁された。県選管の深沢賢一郎委員長は「特に新有権者の皆さんは選挙権年齢引き下げの歴史的意義を認識してもらい、積極的に投票に参加してほしい」と談話を発表した。

 二十三日からは各市町村の市役所や役場などに少なくとも一カ所、期日前投票所が設けられる。

◆違反警告19件 公示日前日まで

 県警捜査二課は二十二日、参院選公示日前日までの選挙違反取り締まり状況をまとめ、長野選挙区と比例代表の五陣営に、十九件の警告を出したと発表した。違反件数は前回選より六件多かった。

 長野選挙区での警告は十六件十六人、比例代表の警告は三件三人。内訳は、個人の政治活動用ポスターの掲示が禁止されている期間に新たに掲示するなどの文書掲示違反が十八件、不特定多数に特定の候補者への投票を呼び掛ける文書を配る文書頒布違反が一件。

 県警は選挙期間中でも悪質な行為は摘発する方針を示している。

(参院選取材班)

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