長野

松本で立候補予定者2氏が公開討論

2016年6月21日

 参院選長野選挙区(改選数一)の立候補予定者討論会が二十日夜、松本市のキッセイ文化ホールであった。三百人の聴衆が見守る中、立候補予定者たちはアベノミクスや安保関連法、環太平洋連携協定(TPP)などについて論戦を繰り広げた。

 日本青年会議所(JC)長野ブロック協議会が主催した。三人の立候補予定者のうち、自民現職若林健太さん(52)=公明推薦=と民進新人杉尾秀哉さん(58)=共産、社民推薦=の二人が登壇した。諸派の新人及川幸久さん(56)は欠席した。

 集団的自衛権を認める安保関連法の是非について、若林さんは「限定的に集団的自衛権を認めることは、日米同盟の強化につながる」と肯定し、杉尾さんは「集団的自衛権の行使容認は違憲の可能性。他国の戦争に付き合う必要はない」と訴えた。

 安倍首相の経済政策「アベノミクス」の評価では、若林さんは「有効求人倍率は全国で一倍を超え、経済は良くなっている。地方へ実感を届けるようにする」と主張。杉尾さんは「格差を縮小させることで経済成長できる。高所得者から中低所得者へ所得を移転させる」と述べた。

 十八歳選挙権の導入で参院選から投票権を得る若者も討論会を聴いた。安曇野市の専門学校生、三石武史さん(18)は人生で初めて政治に触れた瞬間を振り返り「生で聞く立候補予定者の主張は説得力があった。真剣に国や国民のことを考えていた」と印象を語った。

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