福井

投票率上がって 期日前が前回の1.8倍

2016年7月8日

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 参院選は最終盤に入り、福井選挙区(改選数一)で戦う各陣営が投票率の行方を注視している。今回は野党共闘や選挙権年齢を十八歳以上に引き下げるなどが注目される一方、選挙戦そのものは盛り上がりに欠けているとの見方もある。過去二番目の低投票率だった前回二〇一三年の53・78%を上回るのか。

◆2陣営も若者啓発に力

 県内で期日前投票をしたのは三日時点で五万一千七百五十二人と、一三年の同じ投票日一週間前の実績と比べ一・八倍と好調だった。福井市選管が商業施設に設置した効果もあり、県内有権者の一割近くに迫る勢い。ただ、期日前投票の勢いがそのまま投票日当日につながるとは限らない。県選管は投票に行く有権者の「先食い」を危ぶむ半面、投票率アップへの啓発効果も期待する。

 無所属新人の横山龍寛候補(51)の陣営は「反自民の受け皿を大きくした」と野党共闘の効果を織り込む。「有権者の反応は良い。フェイスブックなどを通じ、若者への訴えも浸透してきた」と62、63%と予測。一方で「改憲が争点になっていない。低調に終わるかも」と危機感も抱く。

 自民現職の山崎正昭候補(74)の陣営は「希望的観測では60%以上だが、最後まで分からない。とにかく前回は上回りたい」と慎重な見方。十八、十九歳を中心に若者の啓発に力を入れる。野党共闘については「政策が違う政党が野合しても、有権者への訴えはぼやける」と冷めた見方だ。

 福井選挙区には諸派新人の白川康之候補(59)も出馬している。

 (北原愛)

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