福井

比例候補の浸透に奮闘 主な政党が得票増目指す

2016年7月7日

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 十日投開票の参院選は、改選される百二十一議席のうち、比例代表が四十八議席を占める。県内に組織がある主な政党は、議席獲得を目指して得票数の目標を掲げる。関係者らは連日、党勢拡大や比例候補者の浸透に奮闘している。

 =参院勢力順

 ■自民

 県内では前回(二〇一三年)と同じ十六万票を目指す。選挙区候補者の個人演説会で、応援弁士が党県連推薦の山谷えり子氏らへの投票を呼び掛ける。党県連所属の県議も、一人当たり二、三人の党公認候補を担当。県内での支持拡大に努めている。

 ■民進

 野田佳彦前首相ら著名人の来県が相次ぐ。最大の支持団体連合福井が主に都市部で浸透を図っているため、民進は農村部に戸別所得補償の維持などを訴えたビラを配布する。山本正雄・県連代表は「一〇年と一三年の得票の中間の十万票を目指す」と意気込む。

 ■公明

 連立を組む自民の選挙区候補者の個人演説会で、公明への投票を呼び掛けている。県内での目標得票数は四万票。県本部が推す候補者も県内入りした。重点政策の景気対策、若者・女性の活躍、介護福祉人材の確保、防災減災対策の四点を訴えている。

 ■共産

 全国では比例の改選五議席を上回る八議席以上が目標。県内は前回を三千票上回る三万五千票の得票を目指す。昨秋の立候補表明以降、山田和雄氏が県内各地で街頭宣伝。平和や国民主権をうたう憲法の死守や暮らしの改善を訴え支持を求めている。

 ■おおさか維新

 党の歴史が浅く、名前も変遷した経緯から「まだまだ福井では実績がないし、浸透していない」と松井一郎代表。県内では元県議の鈴木宏治氏が立候補し、県内に根を張って活動している。個人名での投票を繰り返し訴え、四万五千票の獲得を目指している。

 ■社民

 全国は改選二議席の死守が目標だ。県内では一万二千票獲得を目指し、党員や支持団体が街頭でチラシを配ったり、電話で支持を訴えたり。六、七の両日には新潟県出身の新人が福井入り。嶺北を中心に安保関連法の早期廃止や生活改善を訴え、支持拡大を図る。

 ■その他

 比例代表では、生活の党、日本のこころ、新党改革、政治団体「幸福実現党」「支持政党なし」「国民怒りの声」も、それぞれ候補者を擁立している。

主な政党の公約

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