福井

最後の日曜、候補者駆ける

2016年7月4日

 投開票日の十日に向け参院選は後半戦に入った。福井選挙区(改選数一)では、諸派新人で政治団体「幸福実現党」の白川康之さん(59)、無所属新人で連合福井事務局長の横山龍寛さん(51)=民進、共産、社民推薦=と、自民現職で参院議長の山崎正昭さん(74)=公明推薦=が、投票日前最後の日曜に支持を訴えた。県内を駆け回った三人の姿を追った。  =届け出順

 【午前】

 8時 白川さん、福井市の事務所近くの神社での清掃奉仕に立ち寄り、あわら市に出発。横山さん小雨の中、越前市高瀬一から遊説をスタート。山崎さん、曇り空が広がる小浜市の田烏漁港から選挙カーを走らせる。

 8時50分 越前市は強い雨。横山さん、かっぱを着ずに三十メートルほどダッシュし、男性と握手。「雨なんかに負けません」

 9時10分 山崎さん、小浜市の熊野ふれあい会館で演説し「築いた人脈を駆使し、小浜のため全力投球したい」

 9時25分 山崎さん、小浜市の高塚集落センターで住民六十人余りの出迎えを受ける。

 10時6分 横山さん、越前市のハーツ武生店前で演説。「平和な日本を子どもに残すかの重要な選挙」。長女の明莉ちゃん(1つ)を抱いて聞いていた南越前町の会社員小川裕也さん(31)は「この子に平和な日本を残したい」

 11時15分 山崎さん、小浜市の水土里直売所で「東尋坊から飛び降りる気持ちで出馬を決めた。一票差でも勝ち抜く」。演説を聞いた辻川清和さん(56)は「農業の課題解決に期待。圧勝当選してほしい」

 【正午から夕方】

 0時7分 横山さん、越前市の武生楽市前で演説。「当選したら走り回ります。生活に必要なこと聞いて回って国会に届けます」

 0時20分 山崎さん、若狭町の食堂「かみなか亭」で、森下裕町長らと幕の内弁当でランチ休憩。支援者の男性は「山崎先生は必ず年に数回は嶺南を訪れる」と信頼。

 0時30分 横山さん、越前市の事務所で昼食。スタッフ手作りのカツカレーに「午後も頑張れる」と笑顔。休憩は三十分間。

 1時45分 横山さん南越前町に。「はすまつり」に立ち寄るも「県外の人が多いな」とぽつり。フェイスブック用にハスの前で写真撮影。

 1時55分 横山さん、南越前町燧(ひうち)で、お寺の行事に行く前の男性四人組に駆け寄り「公約、一度見てください」と深々とお辞儀。男性(67)は「若いし、やる気がありそう」

 2時10分 若狭町は曇りから雨へ。山崎さんを激励しようと、JR大鳥羽駅前に住民らが続々と集結。「地方創生をやり遂げれば、皆さんの心の中に永遠に存在する政治家になれる」と演説する。

 2時35分 白川さん福井市に戻り、松本公民館で個人演説会。「いじめは犯罪」と教育を語る。坂井市に向かう。

 3時10分 山崎さん、熊川宿近くの駐車場で、北陸新幹線敦賀以西に言及。舞鶴ルートをけん制し、県の実質負担は小浜−京都ルートに比べ高額になるとの試算も示した。

 【夕方以降】

 4時12分 横山さん、敦賀市で雨の中、日本海さかな街前で演説。飛び跳ねながら行き交う車に手を振り続ける。

 5時15分 横山さん、敦賀市若葉町で平和憲法の維持を訴える。耳にした男性(63)は「憲法改正に危機感を覚えている。行動力がありそう。応援したい」

 5時30分 山崎さん、若狭町の小川漁港に。支持者が三本の大漁旗を振り歓迎。「アベノミクスは失敗も破綻もしていない」。集まった住民はうなずく。

 6時16分 山崎さん、若狭町の梅の里会館で街頭演説を終了。小浜市の個人演説会場へ向かう。

 8時 山崎さん、若狭町の個人演説会場へ移動。この日最後の演説をする。

 8時8分 横山さん遊説を終えて、敦賀市内の事務所に到着。陣営スタッフに「お疲れさまです」と声を掛け「まだまだこれから」と、翌日の活動を見据えた。

 (参院選取材班)

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