福井

18日間の舌戦に火ぶた 参院選公示

2016年6月23日

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 二十二日に公示された参院選の福井選挙区(改選数一)では、諸派新人で政治団体「幸福実現党」県本部副代表の白川康之候補(59)、無所属新人で連合福井事務局長の横山龍寛候補(51)=民進、共産、社民推薦、自民現職で参院議長の山崎正昭候補(74)=公明推薦=の三人が立候補し、十八日間の舌戦の火ぶたを切った。

 各候補は出陣式などで第一声を放ち、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の評価や集団的自衛権行使を可能にした安全保障関連法などに対し、政策や思いを訴えた。

 県内には全国最多十一基の原発が立地するが、参院選では争点になっておらず、原発反対を訴える候補者はゼロ。第一声でもわずかに触れられた程度だった。

 山崎候補は、嶺南がエネルギー供給で大きな役割を果たしてきたことに言及し「安全が確認されたときは再稼働。原発は大変大事なエネルギー源」とだけ述べた。

 反原発を掲げ続ける共産、社民両党が野党統一候補として推薦する横山候補は、第一声では原発に言及しなかったが、雇用確保のため再稼働を容認する姿勢だ。

 白川候補は原発再稼働を支持するが、第一声では「三年前にも原発推進と訴えた」と述べるにとどまった。

◆前日まで警告16件 県警

 参院選に関連し、県警は公示日前日までに、十六件の警告を出した。捜査二課によると、いずれも文書頒布や掲示違反で、逮捕者はいない。県警は二日に捜査二課と県内全十一署に選挙違反取締本部を設置し、約千二百人態勢で臨んでいる。

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