福井

4教諭が「校長」に立候補 武生商で模擬投票

2016年6月23日

 四人の教員が「校長」に立候補したというユニークな設定の模擬投票が二十二日、越前市の武生商業高校で行われた。選挙公報も発行され、三年生百三十七人が公約を参考に一票を投じた。

 この日公示された参院選で十八歳以上に選挙権が与えられるのを受けて、同校と市選管が企画。候補者役は三年生四クラスの各副担任が務め、選挙公報で生徒に判断してもらった。通常選挙と同じ投票箱や記載台なども持ち込み、投票用紙を受け取って投じるまでの流れも体験した。

 選挙公報には各候補者の似顔絵と三つの公約などを記載。人気ラーメン店と提携した食堂や英語カフェの設置、年間を通して行う球技大会など、公約は身近な話題や候補者の個性が感じられる内容で、一人を選ぶのに苦労する生徒もいた。

 候補者になった吉川類教諭(24)は「各候補者は知っている顔で、公約は生徒に身近なこと。今回の模擬投票は、選挙の入り口としてはいい取り組み」と感想を語った。

 参院選から選挙権を得る女子生徒は「投票は思ったより簡単だった。親の意見を聞いてしっかり候補者を選びたい」と話した。

 (山内道朗)

主な政党の公約

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