福井

<政党県代表に聞く>(4) 共産党県委員会・南秀一委員長

2016年5月27日

「戦争か平和かが一大争点になる」と力を込める南委員長=福井市の共産党県委員会事務所で

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◆安保法の廃止を第一に

 −参院選の争点は。

 「戦争か平和か、独裁か民主主義か、暮らしを守るのかが一大争点になる。戦争法(安全保障関連法)の撤回を求め、改憲も許さない。安倍政治との対決になる。原発、消費税、環太平洋連携協定(TPP)など生活に密着した問題も争点にしていく」

 −福井選挙区では連合福井事務局長の横山龍寛氏の推薦を決めた。

 「民進、社民、緑の党と手を結んで統一候補として闘う。共産も横山さんの当選に責任を持つ。大いに支持を訴える」

 −野党共闘の先に見ているものは。

 「今は戦争法廃止で一緒に闘う。この統一戦線は、一挙にすべて日本を変えてしまおうとは考えていない。原発をなくそう、消費税をなくそう、と打ち出せる勢力ではない。政策の違いは横に置き、まず安保法廃止の政府をつくる。国民も段階的に変わってくると思う。大義のため、いろんなことを乗り越える」

 −党公認の山田和雄氏は比例代表に回った。

 「比例は『共産党に』と訴える。県内での比例の党獲得目標、三万五千票の先頭に立つ」

 −県内課題で重視することは。

 「原発再稼働への反対。福島、熊本のような地震は福井でも起き得る。国民の命と安全を考えた場合、原発はなくさないと」

 −衆参同日選は。

 「可能性は残っている。県内で衆院選でも野党共闘ができないか、話し合いをしていきたい」

 −選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられるが、対応は。

 「若者を含めた有権者の間には『選挙をしても変わらない』という意識がある。今度の選挙は、野党が協力して立ち向かう選挙で、ひょっとしてがある。一票の重みが増す。高校生たちにも『政治を変えることができるんだ』と知ってもらいたい」

 (聞き手・尾嶋隆宏)

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