福井

<政党県代表に聞く>(2) 民進県連・山本正雄代表

2016年5月25日

野党共闘の意義を訴える山本代表=福井市の民進党県連事務所で

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◆野党共闘、歴史に残る

 −参院選の争点は。

 「格差社会と安全保障関連法の是非だ。実質経済成長率は伸び悩み、実質賃金は上がっていない。労働者の賃金を上げることが成長戦略にもつながる。七十年の平和を破り、子どもや孫を再び戦地に送ってはいけない」

 −共産、社民、緑の党と共闘し、連合福井の事務局長横山龍寛氏の当選を目指している。

 「安保法反対の一点で共闘が実現した。野党が参加する市民組織『ピースふくい』が間に入ることで、意見の違いを乗り越えることができた。歴史的なこと」

 −民進県連としてはどう横山氏を支えていくのか。

 「公認並みに力を入れている。昨年から支部づくりに取り組み、五支部ができた。街頭演説の回数も増やしてきた。総合選対に民進の議員も入って、連合福井とがっちり連携している。横山氏の人柄もあり、良い雰囲気だ」

 −選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられる。

 「党本部では若い人を対象にした対話集会を企画している。党本部の取り組みを参考に県連でも展開したい。若者の投票率を上げたい」

 −県内の課題は。

 「北陸新幹線、中部縦貫自動車道など福井の元気のためにはインフラの整備が欠かせない。また、都市部はコンパクトシティー化、農山村には活性化策を考えることが急務だ」

 −安倍晋三首相は、消費税増税を延期するとの見方も出ている。

 「一千兆円を超える借金を考えると、延期すべきでないが、行政改革と必ずセットでやるべきだ。国民ばかりに負担を求めてはいけない。軽減税率は税制が乱れ、混乱の元だ。線引きが難しく、手間も多い。還付方式を考えるべきだ」

 (聞き手・塚田真裕)

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