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能登半島地震特集

笑顔と元気贈りたい 能美の浜小児童 修学旅行で能登へ

 能美市浜小学校の六年生が今月末の修学旅行で能登半島地震の被災地を訪ね、仮設住宅のお年寄りらに「笑顔」を届ける。出発を目前に控え、児童たちは休み時間などに歌やリコーダー演奏などの練習に励んでいる。

 学年主任の中村正樹教諭が四月下旬、友人を見舞うため被災地を訪問。現地ではマンホールが道路から浮き上がり、学校の銅像は倒れていたという。中村教諭から被災者の仮設住宅での生活の様子などを伝え聞いた児童たちは「自分たちに何かできないか」と考えた。

 同校は例年、修学旅行で能登地区を訪問している。今年は震災で旅行が一時危ぶまれたが可能になり、この機会に仮設住宅のお年寄りを励まそうと一泊二日の日程の中に急きょ組み込んだ。

 被害の大きかった輪島市の道下、舘両地区を訪ね、歌やリコーダー演奏のほか、クラスごとに組体操やよさこい踊りなどを披露する予定。お年寄りと話をしたり、肩をたたいたり、勇気づけるために千羽鶴をせっせと折っている児童もいる。

 児童会役員らは能登半島地震発生後、廊下などに立ち、全校児童から善意を集めた。修学旅行で輪島市門前支所を訪ね、直接、被災者に手渡す予定だ。

 六年生の多くは阪神大震災があった一九九五年に生まれた。同じ県内であった震災に、児童たちは「ぼくたちが笑顔を見せ、被災者を勇気づけられれば」と声をそろえる。

 修学旅行後はそれぞれが“体験記”をまとめ、後輩たちに伝えることにしている。 (田嶋豊)

 

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