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能登半島地震特集

復興着々 能登アピール

 大型連休後半の5日、能登半島地震の被災地、輪島市の観光地などでは、支援に駆け付けた加賀地区の女性三味線グループが路上演奏したり、国名勝の千枚田で地元農家が田植えを行い、復興をアピール。穴水町の仮設住宅では、ボランティアが足湯のサービスで被災者の疲れを癒やした。 (島崎勝弘)

千枚田で田植えをする農家の人たち=輪島市白米町で

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多くの観光客に見守られ

千枚田 感謝の田植え

 〇…千枚田(白米町)で田植えをしたのは、鵜島智さん(73)。近所の農家四人とともに約百三十枚の棚田にコシヒカリの苗を丁寧に植えた。

 毎年、観光客が多数訪れる大型連休に合わせ、田植えをしている。地震による棚田での被害はなく、千枚田近くの道の駅には多数の観光客が訪れ、記念写真を撮る姿があちこちで見られた。

 鵜島さんは「観光客に実際の田植えを見てもらおうと、毎年やっています。ことしは地震があったさかい、余計に来てくださるお客さんへの感謝の気持ちは強いね」と笑顔で話した。

足湯を楽しむ仮設住宅の入居者=穴水町大町で

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仮設生活 疲れ癒やして

足湯ボランティア

 〇…仮設住宅で足湯のサービスをしたのは、大阪、神戸、神戸学院の各大学と新潟の長岡技術科学大の学生で構成するボランティアグループ、中越・KOBE足湯隊のメンバー。仮設住宅の敷地内に設けられた談話室で、被災者に足湯につかってもらいながらメンバーが住民の話に耳を傾けた。

 ボランティアグループは、二〇〇四年十月に発生した新潟県中越地震の際に現地で活躍して喜ばれた。「僕たちの活動で、談話室が仮設住宅の拠点として定着するきっかけになってくれれば」と、メンバーで大阪大人間科学部三年の進藤弘騎さん(21)。

 仮設住宅で一人暮らしをする坂本菊枝さん(85)は「今は仮設住宅での生活に慣れている最中。おかげさまでゆっくりできました」と感謝した。足湯サービスは六日午前にも行われる。

朝市で三味線演奏を披露する美楽のメンバー=輪島市河井町で

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加賀から輪島 友情の奏で

朝市通りで三味線

 〇…輪島朝市を訪れたのは、加賀地区の津軽三味線演奏者四人で二年前に結成し、県内や首都圏などで演奏活動を行っている「美楽(びらく)」のメンバーで、白山市の高木和枝さん(42)と能美市の若村明子さん(40)。

 この日は「ソーラン節」や「花がさ音頭」、「能登麦屋節」など民謡とともに、地元の「朝市音頭」に合わせて即席の踊りも披露した。

 代表の高木さんは「一日も早い復興を願って演奏しました。駐車場には県外ナンバーの車も多かったし、観光客に能登の元気さをPRする手助けになればうれしい」と話した。

 市朝市組合によると、この日朝市には県内外から例年並みの約一万千二百人が訪れ、にぎわった。

 

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