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能登半島地震特集

仮設住宅 入居申し込み開始

仮設住宅入居申し込みの受け付けが始まり、手続きに訪れた被災者=13日、石川県輪島市の門前総合支所で

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輪島、受け付け混乱なし

 能登半島地震で被害が大きかった石川県輪島市で十三日、仮設住宅の入居申し込みが始まった。同市役所や門前総合支所、各避難所で同日午前九時から受け付けを開始。事前に先着順や抽選によらないことを周知しており、住民が殺到するなどの混乱はなかった。

 同市内では同日までのまとめで、地震により住宅四百三十七棟が全壊、七百四棟が半壊した。仮設住宅には主に全壊や全壊に近い被害を受けた被災者を対象に、同市門前町の道下地区など四カ所に計二百五十戸を建設する予定。プレハブ式で単身用、小家族用、大家族用の三種類を用意する。

 十三日、特に被害が深刻な門前地区の支所では午前八時半ごろから被災者数人が訪れ、申込書を提出した。同市門前町黒島町の吉田寛さん(58)は本人と妻、母親が親類宅や会社寮など別々の場所で避難生活を続ける。「仮設で三人一緒に暮らしたい。自宅は再建しようと思う。墓もある先祖伝来の土地なので離れられない」と話した。

 市役所本庁舎に書類を持ち込んだ同市河井町の舘昌子さん(72)は、一人暮らししていた自宅が全壊し、今は知人が営む旅館に身を寄せる。「とにかく仮設に入れてほしい」と訴えた。申し込みは十九日まで。入居は四月下旬から五月上旬の見込み。市の仮入居希望調査では二百二十五件の希望があった。

 

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