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能登半島地震特集

直前に『初期破壊』 東大地震研 解析で判明

「全体像の重要データ」

 能登半島地震の約〇・五秒前に、本震の引き金となった「初期破壊」とみられる地震が起きていたことが東大地震研究所の解析で分かり、九日の地震予知連絡会で報告された。

 初期破壊とみられる地震は二〇〇五年三月の福岡県西方沖地震でも観測されており、同研究所の平田直教授は「初期破壊は規模が小さくデータの精度が悪いため確認できないことも多く、地震の全体像を理解するのに重要なデータだ」と話している。

 同研究所が本震の波形を詳しく分析したところ、初期破壊はマグニチュード(M)が4・4程度で、本震の震源より約五百メートル深い場所で発生。本震の断層の下にやや角度の異なる断層があり、初期破壊でそこが壊れた後、本震が起こったと考えられるという。

 気象庁は「初期破壊と本震との間にもっと時間差があれば(直前に地震を知らせる)アラームを出せるが今回のケースでは難しい」としている。

 

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