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能登半島地震特集

水を得ぬ洗濯機 輪島の14避難所で設置も給水不安定

設置された洗濯機が断水で使えずに困り果てる避難住民=2日午後、石川県輪島市門前町の阿岸公民館で

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 石川県輪島市は二日、被災者が暮らす避難所十四カ所に洗濯機を設置した。しかし、断水などの影響で使えない場所が多く、「便利になると思ったけれど…」とがっかりする人も見られた。

 同市は洗濯機三十台と乾燥機を調達。市内十五カ所の避難所のうち、もとから洗濯機がある一カ所をのぞき、一〜五台ずつを置いた。

 避難所の一つ、諸岡公民館では、「少しでも早く使ってもらいたい」と作業員が昼食の時間を返上して、水道の配管をのばし、洗濯機、乾燥機各五台を取り付けた。

 しかし、同公民館は断水中。公民館の関係者は「今、どの水道管が破損しているのか調べている。少しでも早く復旧させたい」と話していた。

 ほかの避難所も事情はほとんど同じ。水道が復旧している阿岸公民館でも断水しがちだったり、水量が少なかったりで、しばしば洗濯機が動かせなくなった。三台ある洗濯機を一斉に使うと、電気のブレーカーが落ちることもあったという。

 同公民館で暮らす女性は「昨日は市内のコインランドリーも断水で、車で三十分ほどかかる穴水町まで洗濯に行った。今日からは避難所で洗濯できると思ったのですが」と残念そうだった。

 水道は、多くの避難所で近くまで復旧しつつあるという。同市は「高台にある避難所では水圧が低く、水が出なくなることがある」としながらも一日も早い水道の復旧を急いでいる。

 

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