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北陸発

大型犬かみ乳児死亡 富山、自宅庭柵内の2匹

 二十日午後五時三十五分ごろ、富山市上大久保の五十代の男性宅で、同居する孫で生後十一カ月の中村仁(じん)ちゃんが、飼っている大型犬「グレートデン」二匹に頭をかまれ、頭部骨折による出血性ショックで死亡した。

 富山南署によると、男性が仁ちゃんを抱いて餌用の皿を庭まで取りに行ったところ、二匹が仁ちゃんにかみついた。二匹はそれぞれ体長一二〇センチ、体重八〇キロほどの六歳の雄。高さ百八十センチの金属製の柵で囲われた庭の中で、放し飼いにされていた。

 通行人が一一九番し、男児は富山大病院に搬送されたが、約二時間後に死亡が確認された。男性も犬を取り押さえようとした際、両足に打撲の軽傷を負った。

 広瀬動物病院(富山市)によると、グレートデンは温厚な性格で「優しい巨人」とも呼ばれる。しかし、種類に限らず犬は、泣き声をあげたり予期せぬ動きをする赤ちゃんを好まない傾向がある。

 かみついた理由について、広瀬僚(つかさ)獣医師は「男児への恐怖心や焼きもちが引き金になったのではないか」と指摘し、男性と一緒にいた仁ちゃんに、犬が嫉妬した可能性もあるという。グレートデンの飼育に関する規制はない。

 

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