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全線再開まで1〜2週間 北陸新幹線 信号装置に甚大被害

 台風19号の大雨で長野県の千曲川の堤防が決壊し、北陸新幹線が一部不通となっている問題で、JR東日本は十五日、金沢−東京間の全線再開には一〜二週間かかるとの見通しを発表した。飯山−長野間で浸水した線路を点検した結果、信号関係の電源装置に甚大な被害が見つかった。ほかの設備に不具合が見つかれば、全線再開にはさらに時間がかかる可能性もある。

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再開後も本数5〜6割に

 北陸新幹線では、長野市内にある新幹線車両センターで全車両の三分の一に当たる百二十両が浸水した。JR東は車両の被害状況の確認を進めているが、全線再開した場合も運転本数は通常の五〜六割程度になる見込み。

 不通区間は上越妙高−長野間で、臨時ダイヤが続いている。JR西日本は十六日以降も金沢−富山間の「つるぎ」を通常運行するほか、一時間に一本程度で金沢から上越妙高方面に臨時の「はくたか」を運行。金沢発糸魚川行き九本、上越妙高行き五本で、糸魚川発金沢行き七本、上越妙高発六本を計画している。

 飯山駅のホームは車両が折り返せる構造になっていないため、隣駅の上越妙高で折り返している。

 一方、JR東は長野−東京間で通常より本数を減らして折り返し運転をしている。

 車両センターは長野駅から九キロ北東の新幹線の線路沿いにあり、千曲川からは一・三キロ離れている。国土交通省北陸地方整備局によると、センター周辺は堤防決壊で九・五平方キロメートルにわたり浸水していたが、十五日には約八割で水が引いた。国土地理院によると、水深は最大で四・三メートルだったとみられる。JR東は浸水の影響でセンターに近づくことができなかったが今後、詳細な被害の確認や復旧を急ぐ。

 

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