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石川で初 豚コレラ 白山市山間部 野生イノシシ

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 石川県は二十二日、同県白山市女原(おなばら)の山間部で捕獲した野生イノシシが、豚コレラウイルスに感染していたと発表した。県内で感染が確認されたのは初めて。福井県大野市で七月上旬に捕獲されたイノシシとウイルスの遺伝子が同じだったため、福井県内での感染が拡大した可能性が高いという。

 石川県によると、国道157号近くに仕掛けてあったおりで二十日に捕獲した雄の幼獣の感染が、検査で二十二日に確定した。県は同日夕、かほく市以北にある県の施設二カ所を含む養豚場十五カ所に、イノシシ侵入防止用の柵の早期設置や消毒用消石灰の散布など、対策の徹底を改めて呼び掛けた。柵の設置は、民間の養豚場ではまだ一部にとどまっている。

 県は、白山市内の民間の獣肉処理施設二カ所に対し、女原の捕獲場所から半径十キロ圏内で今後捕獲されたイノシシの利用を自粛するよう要請した。自粛に対する補償制度は無いという。

 県は、女原の捕獲場所付近に獣害対策用に設置してあるおりについても、豚コレラ検査のための捕獲の利用を検討していく。捕獲調査は既に県内全域で実施しており、二十二日現在で計七十二頭を検査した。

 捕獲場所から半径十キロ圏内に養豚場が無いため、飼育されている豚の移動や出荷は制限されない。

 豚コレラは昨年九月に岐阜市内で発生して以降、中部地方で拡大。養豚場で感染が確認された場合、飼育されている豚は全て殺処分される。

 

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