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朝乃山 初優勝 大相撲夏場所

大相撲夏場所で初優勝を決め、タイを手に笑顔の朝乃山=25日、東京都墨田区の高砂部屋で(朝倉豊撮影)

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富山県出身 103年ぶり

太刀山以来「先を目指す」

 大相撲夏場所(東京・両国国技館)十四日目の二十五日、優勝争いで単独トップに立っていた西前頭八枚目の朝乃山(25)=本名石橋広暉(ひろき)、富山市出身、高砂部屋=が大関豪栄道(境川部屋)を寄り切りで破り、十二勝二敗とした。結びの一番で三敗の横綱鶴竜が敗れたため、初優勝が決まった。富山県出身力士の幕内優勝は一九一六(大正五)年五月場所の横綱太刀山(たちやま)以来、百三年ぶり。

 右下手を取った朝乃山は左で上手を取り、豪栄道とがっぷりと組み合う展開に。一進一退の攻防が続き、最後は朝乃山が堂々と寄り切った。

 三役経験がない平幕の優勝は六一年夏場所の佐田の山以来、五十八年ぶり。朝乃山は「優勝は考えず思い切っていった。まだ実感がない」と語った。来場所は番付が大幅に上がることが確実で、初の三役への期待もかかる。「三役になるか分からないが、前頭の上位にはやっとこれた。しっかり稽古して、先を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 部屋に戻った朝乃山は高砂部屋の若い衆や近所の住民らの出迎えを受け、笑顔で祝いのタイを掲げて記念写真に納まった。

 横綱白鵬が休場、新大関貴景勝も途中休場した今場所、朝乃山は初日から五連勝。九日目に勝ち越しを決めて優勝争いをリードし、一時は横綱鶴竜、関脇栃ノ心と並んだが、十四日目で優勝を決めた。

 千秋楽は小結御嶽海(出羽海部屋)と対戦する。

 朝乃山 英樹(あさのやま・ひでき) 富山市呉羽町出身。小学校から相撲を始め、富山商業高から近畿大へ進み、4年で全日本相撲選手権大会ベスト4。2016年春場所に三段目100枚目格付け出しで初土俵。一度も負け越すことなく、17年秋場所に新入幕を果たす。最高位は西前頭5枚目。優勝1回、敢闘賞2回。得意は右四つ、寄り。187センチ、177キロ。25歳。

 

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