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富山の魚 岐阜小売店へ 新年度 輸送費補助実験

水揚げされたばかりで競りにかけられる富山の鮮魚=富山市の岩瀬漁港で

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市当初予算案

 富山市内で水揚げされた“きときと(新鮮)”な魚を岐阜市へ−。富山市は二〇一九年度、富山の魚を岐阜市内の魚小売店で定期的に販売する業者を支援し、販路拡大を目指す実験を始める。新年度当初予算案に四百八十九万円を計上した。

 四方、岩瀬、水橋の各漁港で市内で水揚げされたシロエビやホタルイカ、ブリなど季節の魚を魚商が競り落とし、岐阜市の鮮魚店やスーパーなどへクール宅配便で送る。岐阜市内の小売店では富山産の鮮魚はほとんど流通していないという。

 岐阜市内までは東海北陸自動車道を使っても約三時間かかり輸送コストが課題。そこで富山市は輸送費を補助して販路拡大の可能性を探る。輸送は一回につきクール宅配便三箱程度を想定し、最大で年二百日程度の費用を補助する。新年度に実験に参加する魚商や送り先の店舗を決める。

 さらに岐阜市内で秋に開催される「ぎふ信長まつり」でブースを設け、富山の鮮魚や加工品のPRも予定。調理実演なども企画し、富山の魚を売り込む。

 富山市農業水産課の担当者は「富山の魚の良さを知ってもらうきっかけになる。販路が拡大すれば、高値での取引にも期待できる」と話す。

 富山市は〇七年に岐阜市と都市間交流協定を結び、観光や経済、文化など多方面での交流事業を進めている。 (山中正義)

 

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