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金栄健介 ボタニカルアートの世界【城下町金沢 花色もよう】 ガクアジサイ
ガクアジサイを描くのは難儀である。花が咲き出したら慌てて描いた方が無難である。どういうことかというと、周囲に咲いた白花は、絵の額縁のように囲まって咲くことからガクアジサイの名が付き、この花を装飾花という。 問題は中心に塊になって咲く小さな花は、両性花といって花弁が五、雄しべが十もある。 図右上のツボミのうちはまだ描けるが、図左上の花が開くと、花弁と雄しべが伸びて、細かくてこんがらかって、形がつかめず、描けない状態になり、ツボミの開く前に早めに描くのが無難となる。 花はきれいだと思っても、細密画の花は描くタイミングが大切なのだ。 (金沢中日文化センター講師) PR情報
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