トップ > 北陸中日新聞から > マナビバ > スポットライト > 記事

ここから本文

スポットライト

空き家問題考える

町家を見学し体験型観光のアイデアを練る金沢大付属小の児童たち=金沢市芳斉の町家で

写真

町家の楽しい使い道を

 金沢大付属小学校(かなざわだいふぞくしょうがっこう)(金沢市平和(かなざわしへいわ)町)の児童(じどう)たちが、市内(しない)にある築(ちく)九十年ほどの町家(まちや)を活用(かつよう)し、外国人観光客(がいこくじんかんこうきゃく)らが楽(たの)しめるアイデアを練(ね)っています。

 三、四年の複式学級(ふくしきがっきゅう)の児童二十四人は五月下旬(げじゅん)から、総合学習(そうごうがくしゅう)の時間(じかん)に空(あ)き家問題(やもんだい)を調(しら)べています。空き家対策(たいさく)を担(にな)う金沢市職員(しょくいん)や町家を再生(さいせい)している建築(けんちく)家を授業(じゅぎょう)に招(まね)きました。それまでの学習を知(し)った市内の企業(きぎょう)から、借(か)りている町家の使(つか)い道(みち)を一緒(いっしょ)に考(かんが)えようと、声(こえ)が掛(か)かりました。

 児童たちは十月、金沢市芳斉(ほうさい)にある旧染物店(きゅうそめものてん)の町家を訪(おとず)れました。使い道を考える二階(かい)を中心(ちゅうしん)に、ふすまや天井(てんじょう)、らんまなどをじっくり見て回(まわ)り、浮(う)かんだ疑問(ぎもん)を所有者(しょゆうしゃ)や建築関係(かんけい)者らに尋(たず)ねました。現場(げんば)を見て、考えを深(ふか)めたようです。

 いずれも四年生の小西悠介(こにしゆうすけ)さん(10)は「染(そ)め物(もの)の工場(こうじょう)は天井が高(たか)く、広(ひろ)く、使いやすいと思(おも)いました。みんなのアイデアでここを有名(ゆうめい)な場所(ばしょ)にしたいです」、河野百合子(こうのゆりこ)さん(10)は「昔(むかし)の感(かん)じを生(い)かせたらと思います。外国人も日本人も来(き)てほしいです」と話(はな)しました。金沢の工芸(こうげい)を体験(たいけん)するアイデアなどが出ており、早ければ本年度内(ほんねんどない)に実現(じつげん)させます。  (押川恵理子(おしかわえりこ))

 

この記事を印刷する

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索