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スポットライト

狂言鑑賞

附子(ぶす)を演(えん)じる能村祐丞(のむらゆうじょう)さん(右)ら=石川県白山市(けんはくさんし)の鶴来総合文化会館(つるぎそうごうぶんかかいかん)クレインで

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効果音も演じる声に感心

 石川県白山市鶴来総合文化会館(いしかわけんはくさんしつるぎそうごうぶんかかいかん)クレインで狂言鑑賞会(きょうげんかんしょうかい)があり、市内の五中学校の生徒、約四百三十人が狂言を鑑賞しました。

 狂言は、室町時代(むろまちじだい)から六百五十年の歴史(れきし)ある伝統芸能(でんとうげいのう)です。日常生活(にちじょうせいかつ)のたわいもない会話(かいわ)を題材(だいざい)に面白(おもしろ)おかしく演(えん)じます。

 「萬狂言会北陸支部(よろずきょうげんかいほくりくしぶ)」(金沢市(かなざわし))の狂言師(し)、能村祐丞(のむらゆうじょう)さんが狂言の歴史や演じ方(かた)を解説(かいせつ)しました。狂言を演じる際(さい)のすり足(あし)の歩き方や抑揚(よくよう)を込(こ)めた発声法(はっせいほう)を実演(じつえん)。中学生も、能村さんと一緒(いっしょ)に大きな声(こえ)で元気(げんき)よく狂言の台詞(せりふ)を声に出して体験(たいけん)しました。

 鑑賞会では「附子(ぶす)」と「梟山伏(ふくろうやまぶし)」の二作品が演じられました。附子は主人から留守番(るすばん)を命(めい)じられた召(め)し使(つか)いの「太郎冠者(たろうかじゃ)」と「次郎冠者(じろうかじゃ)」が滑稽(こっけい)なやりとりを繰(く)り広(ひろ)げます。梟山伏は悪霊退治(あくりょうたいじ)が題材です。兄が弟に取(と)り憑(つ)いたフクロウの悪霊退治を山伏に依頼(いらい)しますが、兄や山伏にも霊が取り憑いてしまいます。

 同市美川(みかわ)中一年の大浦一揮(おおうらかずき)さんは「言葉(ことば)の意味(いみ)も、ところどころ分(わ)かって面白かった。効果音(こうかおん)や台詞(せりふ)など、あんな大きな声で続(つづ)けられるのがすごい」と感心(かんしん)した様子(ようす)で話(はな)していました。 (吉田拓海(よしだたくみ))

 

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