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スポットライト

砺波の民話を紙芝居に

昔話は描いても楽しい

地元(じもと)の民話(みんわ)を題材(だいざい)に紙芝居作(かみしばいづく)りに励(はげ)む子どもたち=富山県砺波市(とやまけんとなみし)の東野尻公民館(ひがしのじりこうみんかん)で

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 富山県砺波市東野尻地区(とやまけんとなみしひがしのじりちく)の小学生たちが、ふるさとの民話(みんわ)を題材(だいざい)に紙芝居(かみしばい)を作(つく)りました。「白いへび」、「九本杉(くほんすぎ)」の二つの昔話(むかしばなし)を五日がかりで完成(かんせい)させました。十一月の東野尻公民館(こうみんかん)まつりで発表(はっぴょう)します。

 砺波南部(なんぶ)小学校の五、六年生十六人が参加(さんか)しました。「白いへび」は夢(ゆめ)に現(あらわ)れた老人(ろうじん)のお告(つ)げ通(どお)りに白へびが巻(ま)き付(つ)いた石を神社(じんじゃ)にまつると、桑畑(くわばたけ)が茂(しげ)り、美田(びでん)が開拓(かいたく)できたというお話です。「九本杉」は尼僧(にそう)の遺言(ゆいごん)で植えた杉が九本に枝分かれし、極楽往生(ごくらくおうじょう)を遂(と)げたことを村人(むらびと)に知らせたというストーリーです。

 紙芝居作りは、子どもたちに郷土(きょうど)への愛着(あいちゃく)を深(ふか)めてもらい、自分たちで物語の展開(てんかい)を考(かんが)えて絵(え)を描(えが)くことで表現力(ひょうげんりょく)を身(み)につけてもらおうと、同(どう)公民館が初(はじ)めて企画(きかく)しました。

 小学生たちは初日(しょにち)に昔話(むかしばなし)に登場(とうじょう)する神社(じんじゃ)などを見学(けんがく)し、下書(したが)き、色塗(いろぬ)り、仕上(しあ)げと砺波市在住(ざいじゅう)の絵本作家(えほんさっか)の協力(きょうりょく)で完成(かんせい)させました。

 水牧克晶(みずまきかつあき)君(六年)は「こんな民話(みんわ)があることはぜんぜん知りませんでした。みんなで作ると楽(たの)しい」と声(こえ)を弾(はず)ませました。野村幹夫(のむらみきお)公民館長(かんちょう)は「みんなで大切(たいせつ)に語(かた)り継(つ)いでほしい」と話(はな)しています。 (山森保(やまもりたもつ))

 

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