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スポットライト

子供はしごのぼり

大技「肝返り」も無事成功

「肝返(きもがえ)り」を披露(ひろう)する近藤麗愛(こんどうれあ)さん(上)=石川県金沢市東山(いしかわけんかなざわしひがしやま)で

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 石川県金沢市小坂(いしかわけんかなざわしこさか)小学校六年の近藤麗愛(こんどうれあ)さんが七月、ひがし茶屋街(ちゃやがい)で、加賀(かが)とびの「子供(こども)はしごのぼり」を披露(ひろう)しました。

 加賀とびはしご登(のぼ)りは、江戸時代(えどじだい)の火消(ひけ)しの心意気(こころいき)を受(う)け継(つ)ぐ演技(えんぎ)で、はしごの頂点(ちょうてん)でさまざまなポーズを取(と)ります。県無形民俗文化財(けんむけいみんぞくぶんかざい)に指定(してい)されています。

 近藤さんは小学二年のとき、金沢市第(だい)二消防団(しょうぼうだん)の直江分団長(なおえぶんだんちょう)だった祖父(そふ)に誘(さそ)われ、練習(れんしゅう)を見学(けんがく)しました。演技に感動(かんどう)して迷(まよ)わずに「やりたい」と言(い)い、練習を始(はじ)めました。

 練習は月に四回(かい)です。手足を大の字に広(ひろ)げた体(からだ)を一点(てん)で支(ささ)えた状態(じょうたい)から体を回転(かいてん)させ、両足(りょうあし)を引(ひ)っかけて逆(さか)さまにぶらさがる「肝返(きもがえ)り」は、恐怖感(きょうふかん)が大きく、特(とく)に難(むずか)しいと言います。たくさん練習して、発表(はっぴょう)の日を迎(むか)えました。

 この日使(つか)ったはしごは、高(たか)さが四メートルです。近藤さんは軽々(かるがる)と登っていくと、手足を器用(きよう)に使った技(わざ)を次々(つぎつぎ)に披露し、肝返りも無事(ぶじ)に成功(せいこう)させました。観客(かんきゃく)は驚(おどろ)いた様子(ようす)で、大きな拍手(はくしゅ)を送(おく)っていました。

 近藤さんは「技(わざ)がいろいろできるようになると、楽(たの)しい。全部完璧(ぜんぶかんぺき)にできるようになりたいです」と話(はな)していました。 (寺田結・てらだゆい)

 

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