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スポットライト

名門相撲部

後の部員につなぎたい

小学生の練習相手(れんしゅうあいて)も務(つと)める小村玄大(こむらげんだい)さん(左)=石川県金沢市八日市(いしかわけんかなざわしようかいち)の西南部道場(せいなんぶどうじょう)で

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 遠藤(えんどう)、輝(かがやき)、炎鵬(えんほう)を輩出(はいしゅつ)した石川県金沢市西南部(いしかわけんかなざわしせいなんぶ)中学校の相撲部(すもうぶ)。現在(げんざい)の部員(ぶいん)は二人(ふたり)だけという状況(じょうきょう)ですが、先輩(せんぱい)たちの偉業(いぎょう)に続(つづ)けと汗(あせ)を流(なが)す男子(だんし)の姿(すがた)が、同市八日市(ようかいち)の西南部道場(せいなんぶどうじょう)にありました。

 練習(れんしゅう)に精(せい)を出(だ)すのは、主将(しゅしょう)の小村玄大(こむらげんだい)さん=三年。この日(ひ)は、道場(どうじょう)に通(かよ)う小学生と一緒(いっしょ)に練習中(れんしゅうちゅう)。引(ひ)き締(し)まった大(おお)きな体(からだ)は、一段(いちだん)と目立(めだ)ちます。

 小学生(しょうがくせい)の子(こ)どもたちに胸(むね)を貸(か)して練習相手(れんしゅうあいて)になっています。小学生(しょうがくせい)の練習相手(れんしゅうあいて)が終(お)わると、もう一人(ひとり)の部員(ぶいん)である酒井拓光(さかいたくみ)さん=三年=と練習(れんしゅう)です。練習相手(れんしゅうあいて)になってくれるのは社会人(しゃかいじん)になった卒業生(そつぎょうせい)たち。大きな体(からだ)にはねのけられたり、厳しい言葉(ことば)が飛(と)ぶ中(なか)、汗(あせ)を滝(たき)のように流(なが)しながらぶつかっていきます。

 道場(どうじょう)の総監督(そうかんとく)の浜洋一郎(はまよういちろう)さん(59)も「体格(たいかく)も良(い)いし、伸(の)びしろもある」と太鼓判(たいこばん)を押(お)します。

 小村(こむら)さんたちが卒業(そつぎょう)してしまうと、相撲部(すもうぶ)の部員(ぶいん)がいなくなってしまう状況(じょうきょう)です。「今(いま)の道場(どうじょう)には六年生(ろくねんせい)が三人(さんにん)いる。自分(じぶん)たちの姿(すがた)を見(み)て、入(はい)ってくれたらうれしい」と話(はな)し、「いつか自分(じぶん)も卒業生(そつぎょうせい)として練習相手(れんしゅうあいて)をしてあげたい」。相撲(すもう)への熱意(ねつい)は本物(ほんもの)です。(小川祥・おがわしょう)

 

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