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スポットライト

能楽 初舞台 練習通りに義経

初(はじ)めての発表会(はっぴょうかい)でせりふを読(よ)む山宮佑仁君(やまみやゆうじんくん)=石川県金沢市(いしかわけんかなざわし)の県立能楽堂(けんりつのうがくどう)で

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 石川県金沢市(いしかわけんかなざわし)にある能楽(のうがく)の会(かい)「右門(ゆうもん)会」の今年最初(ことしさいしょ)の発表(はっぴょう)会が同(どう)市の県立能楽堂(けんりつのうがくどう)であり、小学(しょうがく)一年生(ねんせい)の男(おとこ)の子(こ)が初(はじ)めて舞台(ぶたい)に上(あ)がって練習(れんしゅう)の成果(せいか)を披露(ひろう)しました。

 金沢市小立野(こだつの)小学校の山宮佑仁君(やまみやゆうじんくん)です。平家物語(へいけものがたり)などを題材(だいざい)とした「船弁慶(ふなべんけい)」という演目(えんもく)で、源義経(みなもとのよしつね)の役(やく)を務(つと)めました。大人(おとな)に交(ま)じって正座(せいざ)をし、自分(じぶん)の順番(じゅんばん)が来(く)ると「いかに弁慶」などと、堂々(どうどう)と高(たか)く大(おお)きな声(こえ)を響(ひび)かせました。

 能楽の発表会に出(で)ることにしたのは、祖父(そふ)の桃井文央(もものいふみお)さん(72)がやっているのを見(み)て「かっこいい。自分もやってみたい」と思(おも)ったからです。三カ月前(げつまえ)から週(しゅう)に一、二回(かい)ずつ稽古(けいこ)をして本番(ほんばん)を迎え、桜井さんと一緒(いっしょ)に並(なら)んで出演(しゅつえん)しました。

 山宮君は初めての発表を振(ふ)り返(かえ)って「どきどきした」とほっとした様子(ようす)で話(はな)しました。「自分の番が来(き)たら大きな声でせりふを言(い)おう」と考(かんが)えていたそうです。「足がしびれて痛(いた)かったけど、練習通(どお)りにできた」と喜(よろこ)んでいました。

 今回(こんかい)は「素謡(すうたい)」というせりふだけの演目(えんもく)でしたが、八月には舞(まい)や囃子(はやし)もある発表会に出ます。「緊張(きんちょう)するけど、次(つぎ)はもっと大きな声を出したい」と張(は)り切(き)っています。 (小坂亮太(こさかりょうた))

  

 

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