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スポットライト

かぶらずし作り 郷土の冬の味親しむ

白カブに締(し)めサバを挟(はさ)む作業(さぎょう)をする親子(おやこ)の参加者(さんかしゃ)=石川県穴水町曽良(いしかわけんあなみずまちそら)で

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 石川県穴水町(いしかわけんあなみずまち)の曽良地区(そらちく)の郷土料理(きょうどりょうり)で白カブにサバを挟(はさ)み発酵(はっこう)させる「かぶらずし」を小学生の親子(おやこ)で作(つく)る行事(ぎょうじ)が、同所(どうしょ)の旧兜(きゅうかぶと)小学校でありました。町民(ちょうみん)の四組(くみ)八人が地域(ちいき)の人々(ひとびと)と交流(こうりゅう)しながら、冬(ふゆ)の味覚(みかく)と親(した)しみました。

 旧兜小を拠点(きょてん)に地域の食材(しょくざい)を使(つか)った料理を提供(ていきょう)する「かあさんの学校食堂(がっこうしょくどう)」の女性(じょせい)六人が講師(こうし)を務(つと)めました。親子は女性らの助言(じょげん)を受(う)け、直径(ちょっけい)十センチのカブの間(あいだ)に締(し)めサバを丁寧(ていねい)に挟みました。続(つづ)いて、容器(ようき)にカブを並(なら)べた後(あと)、地元産(じもとさん)こうじや、ニンジン、とうがらし、ユズの皮(かわ)を入れ、発酵作業(さぎょう)の準備(じゅんび)を終(お)えました。

 同(どう)町穴水小学校一年、多村朝陽(たむらあさひ)さんは「作業は難(むずか)しかった」と振(ふ)り返(かえ)り、学校の授業(じゅぎょう)で作った経験(けいけん)がある同町向洋(こうよう)小学校の六年仕幸諒俊君(しこうあきとしくん)は「こうじを入れるのが楽(たの)しかった」と話(はな)した。その後、二日間(ふつかかん)の発酵作業は女性らが見守(みまも)りました。参加者(さんかしゃ)には後日(ごじつ)、完成(かんせい)したかぶらずしが届(とど)けられ、家庭(かてい)でおいしく味(あじ)わいました。

 町や町民らでつくる同町里山里海活用実行委員会(さとやまさとうみかつようじっこういいんかい)が、穴水を含(ふく)む世界農業遺産(せかいのうぎょういさん)「能登(のと)の里山里海」の自然(しぜん)の恵(めぐ)みを感(かん)じてもらおうと主催(しゅさい)しました。

  (田井勇輝(たいゆうき))

 

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