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【新聞わーくシート】 “漱石先生”富山大で講義

 富山大(とやまだい)(富山県(けん)富山市(し))でユニークな講義(こうぎ)がありました。記事(きじ)を読(よ)んで、問題(もんだい)にチャレンジしましょう。

「こころ」の一節を朗読する夏目漱石のアンドロイド=富山市五福の富山大五福キャンパスで

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【参考(さんこう)の記事(きじ)】 

 「富山大(とやまだい)のみなさん、こんにちは。夏目漱石(なつめそうせき)です。こんにちはお招(まね)きいただきありがとうございます」。夏目漱石(一八六七〜一九一六年)のアンドロイドによる授業(じゅぎょう)が(十月)三十一日、富山市五福(とやましごふく)の富山大五福キャンパスであり、学生たちは現代(げんだい)によみがえった文豪(ぶんごう)の言葉(ことば)に耳を傾(かたむ)けた。

 漢学塾(かんがくじゅく)だった二松学舎(にしょうがくしゃ)で漱石が学(まな)んだ縁(えん)で、没後(ぼつご)百年の二〇一六年に二松学舎大(にしょうがくしゃだい)が大阪大(おおさかだい)などと共同(きょうどう)でアンドロイドを製作(せいさく)した。外見(がいけん)は写真(しゃしん)などを参考(さんこう)に四十五歳(さい)ごろの姿(すがた)を再現(さいげん)。漱石の孫(まご)の夏目房之介(ふさのすけ)さんの声(こえ)から人工音声(じんこうおんせい)を作(つく)った。

 二松学舎大のプロジェクト責任者(せきにんしゃ)の山口直孝教授(ただよしきょうじゅ)と親交(しんこう)がある富山大人間発達科学部(にんげんはったつかがくぶ)の西田谷洋(にしたやひろし)教授が依頼(いらい)し、授業が実現(じつげん)した。他(た)大学の授業でアンドロイドが活用(かつよう)されるのは初(はじ)めて。

 学生約(やく)六十人を前(まえ)にアンドロイドは柔(やわ)らかな声で小説(しょうせつ)「こころ」の一節(いっせつ)を朗読(ろうどく)した。「精神的(せいしんてき)に追(お)い詰(つ)められた時期(じき)もあると聞(き)いたが理由(りゆう)は」という学生の質問(しつもん)には「難(むずか)しい質問ですね」と考(かんが)えるそぶりをし、「先行(さきゆ)きが不透明(ふとうめい)な不安(ふあん)から神経(しんけい)を擦(す)り減(へ)らしたこともあった」と返答(へんとう)した。授業終(お)わりには「若(わか)い皆(みな)さんと話(はな)すことで新(あら)たな刺激(しげき)を受(う)けた」と話した。

 アンドロイドと握手(あくしゅ)を交(か)わした人間発達科学部一年の北本悠乃(きたもとゆの)さん(18)は「印象(いんしょう)は想像通(そうぞうどお)りだったけど変(へん)な感(かん)じ。触(さわ)ってみたら思(おも)っていたよりも人間ぽかった」と驚(おどろ)いていた。西田谷教授は「漱石が反応(はんのう)してくれたおかげで、学生が興味深(きょうみぶか)く授業に取(と)り組(く)んでくれた。日本(にっぽん)文学により親(した)しんでもらえたと思う」と手応(てごた)えを話した。

〜小学校中学年以上(いじょう)〜

 夏目漱石(なつめそうせき)や地元(じもと)の文学(ぶんがく)に親しもう。

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 ポイントは(1)必(かなら)ず、記事や写真(しゃしん)に答えやヒントがあるものを選(えら)ぶ(2)選択肢(せんたくし)には必ず正解(せいかい)を一つ入れ、ほかの二つは明らかに間違(まちが)っていたり、間違いやすかったりする答えを記す(3)場所(ばしょ)を知ってほしいときは、地図を活用する−の3点。あて先は解答(かいとう)の送(おく)り先と同じ。採用(さいよう)された場合(ばあい)、図書カードを差(さ)し上げます。

【解答(かいとう)基本問題(きほんもんだい)】(1)b (2)a (3)[先行(さきゆ)きが不透明(ふとうめい)な不安(ふあん)から] ▽発展(はってん)問題(1)a (2)a ▽11月10日の発展問題(3)の答(こた)えは[大阪府(おおさかふ)の履正社高校(りせいしゃこうこう)]です。

【発展問題(はってんもんだい)】(3)は答(こた)えを募集(ぼしゅう)します。はがきに住所(じゅうしょ)、氏名(しめい)、郵便番号(ゆうびんばんごう)、学校、学年、電話(でんわ)番号、掲載日(けいさいび)を書(か)き、〒920 8573(住所不要(ふよう)) 北陸(ほくりく)中日新聞報道部NIE係(ほうどうぶエヌアイイーがかり)に送(おく)ってください。締(し)め切(き)りは11月23日必着(ひっちゃく)。正解者(せいかいしゃ)の中から2人に図書(としょ)カードを差(さ)し上げます。

◇監修(かんしゅう) 松坂浩一郎〈まつざか・こういちろう=NIE(エヌアイイー)コーディネーター〉

◇掲載(けいさい)  11月1日富山面(とやまめん)

 

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